新竹市長を汚職で起訴 立法委員在任時に秘書給与を詐取/台湾・台北地検

写真拡大

(台北、新竹中央社)立法委員(国会議員)在任時に公設秘書の給与や残業代をだまし取ったとして、台湾台北地方検察署(地検)は14日、高虹安(こうこうあん)新竹市長を汚職防止条例違反などで起訴した。高氏は同日、記者会見を開き、「検察官のぞんざいさを非難する」として、裁判で潔白を証明するために努力する姿勢を示した。

起訴状によれば、高氏は立法委員在任中の2020年2月から同年末まで、公設秘書給与や残業代を虚偽または上乗せして立法院(国会)に報告するよう秘書に指示し、事務所や個人の支出に流用していた。立法院からだまし取った金額は46万30台湾元(約208万円)に上るとしている。地検は高氏と当時の公設秘書4人を汚職防止法違反(職務を利用して財物を詐取した罪)と虚偽公文書作成罪で起訴した。

高氏は記者会見で、汚職の事実を全面的に否定。「政治的考慮が多すぎるのではないか」と訴え、裁判官に対し、政治と切り離して判決を下すよう求めた。

(林長順、劉世怡、郭宣彣/編集:名切千絵)