外交部、中国とホンジュラスの共同声明に抗議 「台湾の主権ねじ曲げた」

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(台北中央社)外交部(外務省)は13日、中国の習近平国家主席と中米ホンジュラスのカストロ大統領が12日に発表した共同声明について、台湾の主権をねじ曲げたとして「強い抗議」と「厳しい非難」を表明した。ホンジュラスに対しては、地域情勢の緊張を助長しないためにも、中国に随従しないよう呼びかけた。

ホンジュラスは3月、中華民国(台湾)と断交し、その後中国と国交を樹立した。中国との共同声明には「『一つの中国』原則を堅持することは国際社会の普遍的な共通認識」、「台湾は中国領土の不可分の一部だ」などとする内容が盛り込まれた。

外交部は「中華民国は主権が独立した国家で、中華人民共和国とは互いに隷属しておらず、中華人民共和国は台湾を一日たりとも統治したこともないことは世界中で知られている事実であり、現状である」と強調。いかなる国も共同声明で台湾の主権を否定することはできず、その権利もないとけん制した。

また台湾は中国政府からの圧力と外交攻勢に決して屈せず、引き続き自由と民主主義の価値を守ると強調。全ての民主主義パートナーとの協力を強化して共に権威主義の拡張を阻止し、台湾海峡の平和と安全、国際秩序を守るとの決意を改めて表明した。

(黄雅詩/編集:齊藤啓介)