立法委員選、ひまわり元学生リーダーが出馬辞退 与党セクハラ疑惑波紋 台湾

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(台北中央社)与党・民進党から指名を得て来年1月に投開票される立法委員(国会議員)選で台北市第3選挙区から立候補する予定だった林飛帆(りんひはん)氏は13日、出馬辞退を表明した。

民進党内ではセクハラ疑惑が相次いで発覚している。発端となったのは元婦女部職員の女性が先月末にした告発で、在職中の昨年9月、協力会社の社員からセクハラ被害を受けたことを党に報告したが適切な対応が取られなかったと主張した。林氏は当時、党の副秘書長を務めていた。

当時の婦女部主任は1日、党幹部職を辞任。党主席(党首)を務める頼清徳(らいせいとく)副総統や蔡英文(さいえいぶん)総統が相次ぎ騒動について謝罪する事態となった。

党は9日、林氏の当時の対応について、党の規定に違反していなかったとする調査結果を報告。だが、林氏は13日、「当時、監督する幹部の立場にあった者として最高水準の政治責任を全うする」との姿勢を示した。

林氏は2014年、当時の国民党馬英九(ばえいきゅう)政権の対中融和路線に反発した学生らが立法院(国会)議場を占拠した「ひまわり学生運動」のリーダーの一人だった。

(葉素萍/編集:楊千慧)