石油プラットフォームは石油や天然ガスを海底から採掘するために設置された海洋構造物であり、海底につないで人工島にしたものや、浮かせた状態になっているものが存在します。イタリア出身の翻訳家・詩人であるFederico Italiano氏が、「意図せずディストピア的な美しさを持った石油プラットフォーム」の写真を複数枚Twitterへ投稿し、多くの人々から注目を集めています。

最初にItaliano氏が投稿した写真は、ノルウェー西部のベルゲン市から北東120kmに位置する北海のBrage油田に作られた石油プラットフォームです。激しく荒れ狂う海とその上にそびえ立つ巨大建造物の組み合わせが、独特の美しさを醸し出しています。



続いて、スコットランドのシェトランド諸島唯一の町・ラーウィックから161km北東の海上にある、Cormorant油田のアルファプラットフォームです。でこぼこした外壁にむき出しのパイプや階段が張り巡らされ、まるで巨大な生き物の内部のようにも見えます。



北海中央のElgin-Franklin油田にある石油プラットフォームの写真。上部が霧に隠れており、幻想的な雰囲気です。



ノルウェー西海岸沖にあるトロールA石油プラットフォームは全高472mに達し、「別の場所で作られた後に現地まで運ばれた構造物」として世界最大です。



ノルウェー沖にあるDraugen石油プラットフォームは、1本の柱で船のようなプラットフォームを支える構造となっており、つい「バランスが崩れて倒れたりしないのだろうか」と不安になってしまいます。



アメリカ・カリフォルニア州のサンタバーバラ沖にある石油プラットフォーム「ハリー」を陸地から撮影した写真です。



世界最大のオフショア油田として知られるゴリアット油田の石油プラットフォームは、オレンジ色でずんぐりとした見た目をしています。



カナダ・ニューファンドランド島東方の大西洋上に位置するハイバーニア油田は、海上にそびえ立つツインタワーのようにも見えます。



ロシアのオホーツク海沖に建設されたBerkutプラットフォームは、過酷な亜寒帯条件で動作するよう設計された世界最大の石油・ガスプラットフォームだとのこと。



アメリカ・ルイジアナ州のPort Fourchonにある石油掘削サイトの写真です。



ノルウェー沖にあるハイドラン油田の石油プラットフォームは、4本の太い柱に支えられ、どっしりと海上にその姿を保っています。



シェトランド諸島の東160kmに位置するAlwyn North油田の石油・ガスプラットフォームと宿泊施設の連絡橋を撮影した写真がこれ。陸地から遠く離れた石油プラットフォームにも人々が滞在して生活しています。



北海の荒れた海を背景に、ウェスト・アルファ石油掘削プラットフォームと補給船を撮影した写真。



最後の写真は、北海のブレント油田で運用されていた石油プラットフォーム・Brent Bravoが退役し、港まで運ばれてきた様子を撮影したものでした。



なお、今回Italiano氏が投稿した写真の多くは、写真家のアンナ・ヘンリー氏が撮影したもの。ヘンリー氏のウェブサイトからは、さらに多くの石油・ガスプラットフォームの写真を見ることができます。

Oil & Gas Photography | Anna Henly Photography

https://www.annahenly.co.uk/oil-and-gas-photography/