妊娠中の「食べづわり、においつわり、眠気、倦怠感」どうしたらいい?“症状別”対処法をママたちに聞いた
多くの妊婦さんを悩ませる「つわり」。
「これ、やっても大丈夫?」働く妊婦が無理しちゃいけない11個のこと
人によっては入院が必要になるほど個人差のあるつわりは、仕方ないとはいえ何とかしたいと思いますよね。
そこで今回は、妊娠中のつわりをどう乗り越えたのか、対策や軽減策をママたちに聞いてみました。
ママたちに聞いた!厄介な「つわり」の“症状別”対処法
食べづわり:無理に食べるのをやめる
「いわゆる食べづわりがひどく、母親に相談すると『吐いてしまうときはね、食べなくていいやと割り切るのが正解よ。本当に食べられるときはちゃんと入るから、今はストレスを溜めないほうが大事』と優しく言われ、電話で泣いてしまいました。
でも、その言葉で割り切れて、無理に食べるのをやめたらラクになりましたね」(36歳/営業)
「それまで好きだった味の濃い食べ物がつわりのせいでまったくダメになり、イライラしたけど『体に任せよう』と無理に食べることを諦めたら、今まで口にしなかった和食系のお惣菜が美味しいことがわかりました。
妊娠で味の好みも変わるのだなとわかり、好物にこだわらないのも大事かなと思います」(42歳/セールス)
「神経質な性格なので妊娠してから食べるものに気をつけていたけど、つわりのせいで何も味わえずイライラしていました。
でも、『これじゃ赤ちゃんにも良くない』と思い、思い切って情報を捨てて食べなくてもいいことにして。食べることのストレスがなくなったせいか、読書や散歩などの気分転換を楽しめてよかったです」(29歳/企画)
多くの女性が苦しむ症状に、食べたくても口に入れると気持ち悪くなる「食べづわり」があります。
お腹に赤ちゃんがいれば「少しでも栄養を」と無理をしがちですが、受け付けない体を見ればイライラが募りますよね。
そんなときは、食べることそのものから離れてみるのも良い方法です。
食べられないことに罪悪感を覚えるのではなく、「また食べられるときが来る」と信じるほうが、気分が落ち着きます。
実際に食べづわりはいつか終わるので、しんどいときは食べること以外の楽しみに目を向けましょう。
においつわり:好きな香りを身近に置く
「『好きな匂いを側に置いておけばラクかも』と思い、気分が落ち着く香りの香水をハンドタオルに吹き付けて持ち歩くようにしたら、家でもほかの匂いが気にならなくなりました。
香りに鼻が慣れてくるのですが、そのおかげかいい意味で鈍感になったのかもしれません」(31歳/看護師)
「においつわりがひどかったのですが、ずっと使っている大好きな柔軟剤で洗ったタオルに助けられました。いつも首に巻いて、気分が悪くなりそうなときにすぐ鼻にあてて回避していましたね」(34歳/配送)
「昔懐かしい石鹸の匂いが心地よかったので、汗臭さとかで気持ち悪くなっていたクローゼットに削った石鹸を入れたティッシュを置いてみたら、開けたときでも大丈夫になりました」(28歳/受付)
筆者も苦しんだのが、においつわり。これまでは平気だった日常の香りに過敏になると、流れてきたらすぐ気分が悪くなるなど大変な思いをしますよね。
嗅いでも大丈夫な匂い、好きな香りなどを身近にすると、それが優先されるため敏感になることを防げます。匂いには匂いの対策が有効なのですね。
つわりでは香りの好みが変化することもあり、においつわりがあると気がついたら、リラックスできるものを落ち着いて探してみましょう。
眠気・倦怠感:「今は仕方ない」と割り切る
「初めて妊娠したときは、とにかく体がだるくやる気が起こらず、掃除をしようにも集中できずに『何か病気なのでは』とすごく怖かったのを覚えています。
『倦怠感もつわりの一種だから、無理せず休むのが一番』と主治医に言われて驚いたけど、実際に何もできないので『今は仕方ない』と割り切ってずっと横になっていました。
こんなつわりもあることは知らなかったけど、赤ちゃんがお腹にいるのでほかの病気より慎重になってしっかり休めたのは、いま思い出すと正解だったと思います」(38歳/自営業)
「妊娠初期はひたすら眠くて、会社でも気がつけばうとうとして同僚がこっそり起こしてくれることもありました。つわりのせいとわかっていても、私自身が『眠気くらいで』と休むのをためらっていましたね。
ある日、仕事が終わり車で帰宅していたらまた眠くなり、堪えていたつもりが瞼が重くなったのか、思い切りクラクションを鳴らされてハッとしたら車線をだいぶはみ出して走っていました。
コントロールできないことが怖くなり、会社に事情を話して有給をもらいました。思い切って休むことも自分のためだと思います」(33歳/総務)
つわりの症状には倦怠感もあります。集中力がなくなる、眠気がひどくなるなど人によって違いはありますが、だるさは自分ではどうにもなりません。
気をつけないといけないのは、「これくらいで」と無理をしてしまうこと。
妊娠は、体の状態がそれまでと変わり赤ちゃんを育てていくモードに入ります。「普段とはまったく違う自分になる」と思い、体力を過信せず休むことが最大の対策です。
周囲にもつわりの一種であることを説明し、休養を優先しましょう。
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つわりの苦しみは、いつ終わるかわからない不安が余計に女性を追い詰めます。
ストレスを遠ざけるには、コントロールできないことは「仕方ない」と受け入れる、そのうえで少しでも楽になる過ごし方を考えるのが最善です。
何より大切なのは無理をしないこと、体調の安定を第一にリラックスした時間を過ごしたいですね。
