プロパティをもっと活用する 〜ファイルを思い通りに並べ替える〜

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WordやExcel、画像などのファイルには、「誰がいつ、何を使って作成したのか」といった情報が記録されている。

これはファイルの身分証明書、あるいは履歴書のような情報であり、「プロパティ(属性)」と呼ばれている。

プロパティには、あとから追加できるものもある。
「タイトル」や「件名」「タグ」「コメント」などに、ファイルについての情報を入力すれば、ファイルを開かなくても内容を知ることができる。

とくにファイル名で並べ替えをしても思い通りの順序にならないときに、
プロパティの「タイトル」や「件名」などに連番を追記すれば、思い通りに並べ替えることもできる。

簡単にファイルを整理整頓できるので、知っておくと便利な方法だ。


●ファイルのプロパティを追加する
プロパティの確認や追加、変更をする方法はいくつかある。
作者名や前回保存者などの個人情報を一気に削除するなら、エクスプローラーの[ホーム]タブの[プロパティ]から行うとよいだろう。


ただ、今回紹介するようなプロパティの追加なら、[表示]タブから[詳細ウィンドウ]を開く方法をおすすめしたい。[ホーム]タブの[プロパティ]から追加するよりも、操作手順が若干少なくてすむからだ。

まず、操作の前に、プロパティを追加するファイルを閉じておこう。
そして、エクスプローラーの[表示]タブで[詳細ウィンドウ]をクリックする。
プロパティを追加したいファイルをクリックすれば、画面右側に、そのファイルのプロパティが表示される。

ここでは「10月報告書」ファイルを選択し、[タイトルの追加]をクリックして「下半期01」と入力した。

下のエクスプローラーでは、
ファイル名順に1月から3月、そして10月から12月までの報告書が並んでいるが、これを「10月」を先頭に、「11月、12月、1月、2月、3月」の順に並べることができる。
11月のファイルの「タイトル」には「下半期02」、12月なら「下半期03」と、並べたい順に連番を振る。
情報を追加したら、一番下にある[保存]を忘れずにクリックしておこう。




ちなみに[タグ]や[分類項目]は、「;」(セミコロン)で区切れば、複数のキーワードも入力できる。
[コメント]には長文が入れられるので、ほかの人への通信欄としても使える。




なお、[詳細ウィンドウ]を閉じるには、[表示]タブの[詳細ウィンドウ]をもう一度クリックする。


●エクスプローラーにプロパティを表示して並べ替える
では、入力した「タイトル」をもとに、ファイルを並べ替えよう。
ここではまず[詳細]表示に変更し、列に「タイトル」を追加する。

もっとも、「タイトル」で並べ替えるだけなら、わざわざ[詳細]表示に変更する必要はない。エクスプローラーの[表示]タブにある「並べ替え」機能を使えばOKだ。

しかし、意図通りにファイルを並べ替えるためにも、「タイトル」が規則正しく入力されているかをここで確認しておこう。

まずは[表示]タブで、[詳細]をクリックする。
ファイルの並び方が[詳細]表示に変わったら[列の追加]をクリックし、リストから[タイトル]をクリックしよう。




エクスプローラーに「タイトル」の列が追加された。先ほど入力した情報がここで確認できる。
並べ替えをするには、ここで、列見出し[タイトル]をクリックする。




すると、タイトルの情報が昇順に並ぶ。ファイル名を見ると、10月から3月まで意図通りに並んでいることがわかる。




降順に並べるなら、列見出し[タイトル]をもう一度クリックすればいい。

同様にして、ほかの項目を表示して確認したり、並べ替えたり、エクスプローラーとプロパティをもっと活用してみよう。




執筆 中野久美子