モノクロ画像をカラー化する! 3つのサービスの違いをチェック

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人工知能の進化により、これまでは不可能と思われていたことも可能になってきている。
モノクロ画像をカラー化する処理も、その1つだ。

無料で利用できるサービスも増えてきた。
そこで今回は、3つのサービスを紹介するとともに、サービスによるカラー化の違いも確認してみた。


●さまざまなサービスが登場しているモノクロ画像のカラー化
最近は、人工知能の技術を使ったさまざまなサービスが登場している。モノクロの画像を自動的にカラー化するサービスも、こうしたサービスの1つだ。

古いアルバムなどに古いモノクロ写真が残っているなら、スキャンしてデジタルデータ化し、これらのサービスを活用することでカラー化することができる。

ここでは無料で利用できるサービスを3つ紹介しよう。

なお今回は、次のようなカラー画像を画像処理ソフトでグレースケール化し、そのファイルを各サービスでカラー化してみた。

カラー化とは、けっしてオリジナルを再現できるわけではないこと、サービスによってカラー化に違いがあることが確認できるだろう。


オリジナルのカラー画像



上記画像をグレースケール化した。この画像を各サービスでカラー化してみた。



●IMAGE COLORIZER
https://imagecolorizer.com/

モノクロの画像ファイルをアップロードすると、自動的にカラー化処理が実行されるサービスだ。「Click or Drop Files」と表示されたエリアにモノクロ画像をドラッグ&ドロップし、
[START]ボタンをクリックすると、
ファイルがアップロードされて、[DOWNLOAD]ボタンが表示される。
[DOWNLOAD]ボタンをクリックすると、
カラー化された画像が表示されるので必要に応じてダウンロードすればいい。

なお、アップロードできる画像ファイルは4MB以下、解像度は3000×3000ドット以下、JPEG形式かPNG形式の必要がある。


「Click or Drop Files」と表示されたエリアにモノクロの画像ファイルをエクスプローラ等からドラッグ&ドロップする。



ファイルがアップロードされたら[START]ボタンをクリックする。



処理が実行されて[DOWNLOAD]ボタンが表示されるので、クリックする。



別タブにカラー化された画像が表示される。



本サービスでカラー化した結果



●ColouriseSG
https://colourise.sg

シンガポールの政府機関であるGovernment Technology Agency(GovTech)によって運営されているサービスである。モノクロ画像をアップロードするとカラー化されるのは、前サービスと同じだ。モノクロ/カラー画像を並べて、境界線をドラッグ移動できるのが面白い。


[Try it yourself]をクリックする。



「私はロボットではありません」をチェックしたら、[Select photo]をクリックしてモノクロの画像ファイルを指定する。



左側にオリジナル画像、右側にカラー化された画像が表示される。中央を縦に区切る線をドラッグして、モノクロ/カラーの境界線を移動できる。また、[Download result]でカラー化した画像ファイルをダウンロードできる。



本サービスでカラー化した結果



●ディープネットワークを用いた白黒写真の自動色付け
http://iizuka.cs.tsukuba.ac.jp/projects/colorization/web/

筑波大学の飯塚里志氏らの研究プロジェクトの一環として公開されているサービスだ。サービスは、非営利かつ個人的な目的のみに使用可能とされている。

[ファイルを選択]ボタンをクリックしてモノクロの画像ファイルを指定したら、[色付け]をクリックする。すると、ページ下の左側にオリジナルのモノクロ画像、右側にカラー化された画像が表示される。

特にダウンロード用のボタンは表示されないので、必要であれば画像を右クリックし、[名前を付けて画像を保存]などのコマンドで保存しておこう。


[ファイルを選択]ボタンをクリックしてモノクロの画像ファイルを選択したら、[色付け]をクリックする。



左側にモノクロ、右側にカラー化された画像が表示される。画像は必要に応じてダウンロードできる。



本サービスでカラー化した結果。なお、3つのサービスの中では、最もオリジナルに近かった。開花した桜や曇天の空を最もオリジナルに近い状態で再現できている。


IMAGE COLORIZER
ColouriseSG
ディープネットワークを用いた白黒写真の自動色付け


井上健語(フリーランスライター)