「『Beautiful』は『自尊心を低くする必要はない。自分は美しい』というメッセージを盛り込んだ曲です。最近、自尊心が低い方が多いですが、『人のことに気を使わないで、ありのまま堂々と考えて』という勇気を与えたかったです」

また、昨年発表したシングル「FLY」「Pink Walk」と、今回の新曲の違いについて「バンドや楽器編成が変わった」と説明した。

「長年音楽をしながら、一緒に作業する仲間をいつも探していました。(仲間に出会い)僕が作りたい音楽を作ることができました。1次元的にただ僕の音楽が気に入りました」

2018年に「いて」を発表し、正式デビューしたGaho。デビュー3年目になった彼に、最近の音楽の悩みについて尋ねた。

「創作をする人、すべての悩みだと思いますが、自分のものをやり続けていると客観性を失います。一人で(曲の作業を)していると、『僕にとって良い音楽を作っているのではないか』という悩みが生まれます。『僕の信念を守る』と勘違いしている音楽を作っているのではないかと、心配にもなります」

悩みもあるが、音楽をしながら嬉しかった瞬間も確かにあったはずだ。Gahoに嬉しかった瞬間に関する質問をすると、彼は海外ツアーに関する話を語った。最近、Gahoはヨーロッパ5ヶ国と、アメリカツアーを終えた。

「ヨーロッパツアーの最初の公演が記憶にたくさん残っています。実は、あまり期待していませんでした。しかし、海外のファンが韓国語で僕の収録曲まで一緒に歌ってくれました。驚いたし、嬉しかったです。また、最初から僕のことが好きだと言ってくれた(韓国の)ファンの皆さんが『Gahoが誇らしい』と言ってくれるときも嬉しいです」

シンガーソングライターのGahoではなく、普段のカン・デホはどんな姿なのだろうか。Gahoを見守ってきた周りの人は、彼の性格について「4次元を超えた4.7次元だ」と表現した。Gahoが一般的ではなく、少し変わった一面を持っているからだ。周りから見たとき、時々「(Gahoが)なんでそんなことを考えるんだろう?」と疑問に思うこともあると話した。

「実は僕は普通ではありません。変わった性格を隠しているといいましょうか。僕がやっている音楽と、普段の行動がアンバランスかも知れないと思って隠しています。こんな(変わった)性格が音楽に役だったりもします」

普段、特別な趣味がないというGahoは、すべての時間を音楽作業に費やしているという。彼が活動しながら成し遂げたい特別な目標はあるのだろうか。Gahoは「どんな歌手になりたいのか」という質問に戸惑うことなく、答えを出した。

「Gahoというアーティストのジャンルを作りたいです。僕が曲を作るたび信じて聞いてくださる方が多くなればと思いますし、ファンと音楽でコミュニケーションを取りながら一緒に年を取っていきたいです」

GahoはドラマOSTのタイトル「始まり」のように、今回のアルバムを通して新しい活動を始める。「OSTの人気でプレッシャーはないのか」という問いにGahoは「ない」と強調した。

「Gahoが歌ったから『始まり』という曲が1位になったとは思っていません。曲が良くて、ドラマが素晴らしいからOSTを聞いていると、人々がGahoという歌手を知るようになったんだと思います。ランキングに入るのも慣れていないので、あえて高い順位を期待したりもしません。計画した通りに進んでいく事が大事です。もちろん、『始まり』が上手く行ったから、人々に僕の歌をたくさん聴いてほしいという期待はあります(笑)」