(株)星栄商店(TDB企業コード:100082331、資本金1000万円、宮城県加美郡加美町西町34-1、代表星佳宏氏、従業員11名)は、3月31日付で事業を停止し、事後処理を狩野直樹弁護士(宮城県仙台市青葉区一番町2-11-12、みらい法律事務所、電話022-211-9350)に一任、自己破産申請の準備に入った。

 当社は、1972年(昭和47年)3月に設立した各種めん類製造、食料品小売業者。大手スーパーや地元食堂、一般個人を主な得意先に「茶きり蕎麦」、「とっちゃんラーメン」、「とっちゃん焼きそば」等の自社商品を販売するほか、本店事務所兼店舗にてお米等の食料品も販売し、2015年9月期には年売上高約1億5000万円を計上していた。

 しかし、近年は得意先からの受注が低迷し、売り上げは減少傾向を辿り、2019年9月期の年売上高は約7700万円まで落ち込み、ここ数期は赤字経営を余儀なくされていた。このため、プロサッカー「ベガルタ仙台」やプロ野球「東北楽天ゴールデンイーグルス」のホームゲームにおけるスタジアム内売店(焼きそば・五目おこわ等)などを出店して売り上げ回復を図っていたが、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い開幕が延期する事態となり、見込んでいた収入もなくなり、相次ぐイベント中止なども痛手となり、資金繰りの見通しが立たず今回の事態となった。

 負債は約1億円。

 なお、宮城県内における新型コロナウイルス関連倒産は初めてである。