「すぐ眠れる」はダメ!…肥満のもと!?「質の悪い睡眠」12のサイン #7

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体を見直したいアラフォー夫婦を描くマンガ連載「がんばらない! 体メンテ」第7回。健康というと、食事や運動ばかり気を取られがちですが、忘れてはならないのが「睡眠」。寝不足でツラい理由は、どうやら睡眠時間の問題だけではないらしい……。寝つきがいい人も、眠りの質は果たして!? 睡眠のスペシャリスト・梶本修身先生に、奥深い睡眠のしくみを教えてもらいます!

マンガ・文 崎田ミナ

【がんばらない!体メンテ】vol. 7

起きた瞬間から疲れている。仕事や心配事に追われているとなかなか眠れないし、眠りも浅くなる作者・崎田ミナ。かたや、ベッドに入るとのび太寝(即寝)する主人Kは、いびき以外は眠りの悩みはなさそう……?

「朝起きて疲れがスッキリ! 今日も1日がんばるぞ!」って理想的な朝を毎日迎えられたらなぁ〜〜。 Kと一緒に、東京疲労・睡眠クリニックの梶本修身先生に貴重なお話をたくさん聞いてきました!

それぞれいったい何が問題なのでしょうか?

【1】……「いびき」は気道が狭くなっているので、眠りながらも肺を動かすエネルギーがかなり必要になる。低酸素状態も引き起こし、休むはずの「自律神経」に負担大! かえって疲労を蓄積する。

【2】【3】【5】【8】……「質の悪い睡眠」=寝不足状態になっているので、ストレスが蓄積して精神状態や体調に影響が出ている。

【4】……体内時計のリズムでは「起床4時間後」はしっかり目が覚めている時間帯。眠くなるということは質の悪い睡眠の証。

【6】……寝不足状態が続くと「自律神経」の機能が低下し、血圧や血糖値に影響が出る場合も。悪い睡眠のサインかも(血圧や心拍数の上昇はさまざまな要因があるので一概には言えない)。

【7】……睡眠の「周期リズム」が崩れてしまう原因。

【10】……めざましの突然の大きな音は、寝ているときの「副交感神経」優位の状態から「交感神経」優位の状態に強引に切り替えてしまう。「自律神経」にとって負担大!

【11】……大量の寝汗をかくことにより、寝ている時に本来休むはずの「自律神経」が体温調節として酷使されてしまっている。

【12】……枕や布団など寝具が体に合っていなかったり、寝返りしにくい状態で寝ているかも。

1番意外なのが〈【9】ベッドに入るとすぐ眠れる!〉本来ヒトが睡眠に入るときは、少しずつ時間をかけて眠りに落ちていくもの。「どこでも眠れる」「寝つきが良い」は寝落ちしている状態。慢性的な睡眠不足の可能性大だそうです!

《睡眠》には《自律神経》が大きく関係しているということ。〈質の良い睡眠〉=〈疲れがとれる〉=〈自律神経ケア〉はバッチリつながっているのですね!

梶本先生から「快眠のための自律神経ケア」の方法もたくさん聞いてきました。

次回は作者が「1時間前にするだけ! 入眠リラックス法」を10日間実践します! 小さな習慣を取り入れるだけで、スーッと深い眠りに落ちやすく……zzz。お楽しみに…。

人によってベストな睡眠時間も、就寝時間帯も違うとのこと。勤務時間や家のことで眠る時間が不規則な人も、工夫次第で良い睡眠がとれるようになれるそうです!

(参考文献)『スッキリした朝に変わる睡眠の本』(PHP)梶本修身著

Information

監修プロフィール

梶本修身(かじもと・おさみ)医学博士。大阪市立大学大学院疲労医学講座特任教授。東京疲労・睡眠クリニック院長。1962年生まれ。大阪大学大学院医学系研究科修了。2003年より産官学連携「疲労定量化及び抗疲労食薬開発プロジェクト」統括責任者。ニンテンドーDS『アタマスキャン』をプログラムして「脳年齢」ブームを起こす。著書に『すべての疲労は脳が原因』(集英社新書)などがある。「ホンマでっか!?TV」「世界一受けたい授業」「ためしてガッテン」など、テレビでも活躍中。

作者プロフィール

崎田ミナ(さきた・みな)イラストレーター、漫画家。1978年 群馬県生まれ。ヨガ通いによって、長年のうつ病を克服。著書に、シリーズ累計35万部のベストセラー『自律神経どこでもリセット!ずぼらヨガ』『自律神経どこでもリセット!も〜っとずぼらヨガ』(飛鳥新社)、16万部突破の『職場で、家で、学校で、働くあなたの疲れをほぐす すごいストレッチ』(MdN)。本連載は「がんばらない!」をキーワードにお届けする、待望の健康図解マンガ。ananwebで、月2回更新予定!!

【Twitter】@sakitamina【HP】http://sakitamina.tumblr.com

崎田ミナ最新刊『自律神経どこでもリセット!も〜っとずぼらヨガ』(飛鳥新社)が好評発売中。