いくらとすじこの違いとは?おすすめの食べ方ご紹介
弾ける食感と鮮やかな色で人気のいくら。魚の卵とは知っていても、どうやって作っているのか、よく似たすじことの違いは?など、考えてみれば知らないこともありますね。まずはいくらとすじこの違いについて、ここではっきりさせようではないですか。
いくらとは?
いくらは鮭、鱒の卵です。といっても、鮭や鱒のおなかの中にポワンポワンとツブツブが泳いでいるわけではなく、あの小さな卵が3000粒程度、卵膜というものでまとめられ、卵巣に収まっています。
そして、そのまとまった状態のものがすじこ(筋子)です。つまり、いくらとすじこは同じものなんですね。すじこの膜をとり、一粒ずつバラバラにして味付けしたものがいくらと呼ばれているわけです。
ちなみに、いくらそのものには味がなく、旨みを引き出すため調味料に漬けてあります。そのため、漬け込む調味料やタレが、いくらの味を左右することになります。
・いくらの作り方
店頭価格だと、いくらよりもすじこの方が比較的安め。ということは、すじこを買ってきて家でいくらを作ればお財布にもやさしいですね。
実はすじこをほぐしていくら化するのは、それほど難しいことではありません。暮らしニスタには、すじこからいくらを手作りしたという達人ニスタさんが投稿してくださったレシピもあるので、写真を追いながら早速作り方を見てみましょう。
【材料 (用意するもの)】
筋子…適量
昆布つゆ白だし…適量
塩…適量
水…適量
密閉できる保存瓶又は容器…1つ
魚用の焼き網…1つ
ざるとボウル…各1つ
【作り方】
1:まず買ってきたすじこの膜の1カ所を縦に切ります。ボウルに水と塩を入れ、海水ほどの塩水を作り、すじこを入れ優しく手で洗います。この時すでに、ぽろぽろとイクラがほぐれ出します。

2:すじこを取り出し、ボウルに網を載せた上に、すじこをのせます。指の腹ですじこを優しく持ち、軽く網に押し付けるようにしながら円をかくように擦ると、面白いように粒がばらけて落下します。


スリスリ。

最後はこんなふうに膜だけが残ります。
3:バラバラになった粒をそっとざるにあげ、水を切ります。ボウルの水を捨て、きれいな水に入れ替えたところに粒を戻し、やさしく指ですくうようにまぜ、浮いてきたかすなどを取リ除きます。これを2回ほどくり返し、きれいにします。

4:密閉瓶に移し、昆布つゆ白だしで満たします。冷蔵庫で1時間ほど漬けおけば完成です。

※1時間後〜2日以内に食べきるのが一番美味しく頂けます。
すじこからいくらにするプロセスを教えてくれた青山金魚さんの投稿はこちら。https://kurashinista.jp/articles/detail/40335
すじことは?
すじこはいくらと同じ、鮭・鱒の卵ですが、卵巣膜でまとまっている状態のことをいいます。いくらになる前の段階を指すだけで、同じものです。日本に「いくら」という言葉が入って来た大正時代以前は、膜でまとまった状態、それをはずした状態、いずれもすじこと呼ばれていました。
鮭の産卵時期は9月から11月なので、この時期には食べごろの新鮮なすじこを店頭で見つけることができるでしょう。自家製いくらを作るなら、このシーズンが狙い目です。
いくらとすじこの違いとは?
いくらとすじこは元は同じものですが、形状として、まだほぐしていない、卵膜でまとまった鮭や鱒の卵をすじこ、卵膜を外して味付けしたものをいくらと呼びます。
実は「いくら」というのはロシア語です。「икра」と書いて「イークラー」と読みます。大正時代に、ロシア式の魚卵の食べ方が日本へ入ってきたときに、この呼び方が定着したそうです。ただロシアでは、キャビアやたらこなど、ツブツブの魚卵一般をいくらと呼ぶそうなので、日本での使われ方は少々本国とは違いますね。
いくらとすじこのおいしい食べ方
いくらとすじこが同じものとわかったところで、暮らしニスタのレシピの中から、いくらのおいしい食べ方を探してみました。
中にはやはり、すじこを購入して自分でいくらを作るツワモノも。量をたっぷり食べたいときには、手作りいくらもぜひ試してみたいですよね。
醤油が美味しさの決め手の究極TKG〜♪

【材料 (1人分)】
卵(卵白はメレンゲにする)…1個
*茹でたおくら…3〜4本
*納豆…1/2パック
*いくら…大匙6〜7
*すりおろした山芋…大匙6〜7
炊きたてご飯…少なめ一膳
醤油…適量
卵黄+メレンゲにした卵白の豪華な卵かけごはんは、いくらをたっぷりのせて、ダブルな卵かけ。プチプチ弾けるいくらの食感もたまりません。
https://kurashinista.jp/articles/detail/44042
市販のお刺身で3分クッキングなアボガドボード♪

【材料 (1人分)】
アボガド(一口大にカットする)…1個
一口大にカットされたお刺身…適量
いくら…適量
醤油…適量
わさび…少量
マヨネーズ…適量
レモン(飾り用)…少量
一口大にカットされたお刺身とアボガドに、宝石みたいな真っ赤ないくら。キラキラ光ってゴージャス感をアップしてくれています。アボカドとの組み合わせ、色も味の相性もバッチリないくらです。https://kurashinista.jp/articles/detail/46639
ちょこっと手抜きでも華やかさ満点いなり寿司とチューリップ巻き弁当

【材料 (10個分)】
市販のいなり寿司揚げ…10個
酢飯…500g
白ごま…大さじ2
茹でエビ…10個
イクラ…100g
きぬさや…10個
花型にくりぬいた大根…20個
a酢…大さじ3
a三温糖…大さじ2
a白だし…小さじ1
a水…大さじ1
ラデッシュ…1個
いなり寿司やちらし寿司といった、甘い系のお寿司にも、味や盛り付けのアクセントに欠かせないいくら。あふれるくらいにトッピングすると、贅沢で幸せな気持ちになりますね。
https://kurashinista.jp/articles/detail/45734
みんなの憧れ♪コストコ「いくら醤油漬け」で美味しい味覚を贅沢に味わおう〜(保存方法・値段つき)
コストコいくら醤油漬け×スモークサーモン×ゴーヤの夏サラダ
【材料(量はすべてお好みで)】
コストコ いくら醤油漬け
スモークサーモン
玉ねぎ
ゴーヤ
アボカド
オリーブオイル
寿司酢
塩・コショウ
レモン
麺つゆ
400gの大容量、みんなの憧れ♡コストコのいくら醤油漬けは、北海道の味覚を自宅で存分に味わえる特別なアイテム。思い切って購入したら、そのままごはんにのせたり、サラダにしたりと目一杯楽しみたいですね。https://kurashinista.jp/articles/detail/37152
ホットプレートパーティーに!カラフル「たまごはん焼き」

【材料(4人分)】
ごはん…400g
卵…1個
醤油…小1
塩…少々
Aスモークサーモン…50g
A アボカド…適宜
A いくら…適宜
A 海苔…適宜
A マヨネーズ…適宜
A 醤油…適宜
B ベーコン…1枚
B 溶けるチーズ…適宜
カイワレ大根…適宜
C しめじ…1/4個
C 小エビ…6尾
C オリーブオイル…大1
C ガーリックパウダー…少々
C 塩…少々
C ブラックペッパー…適宜
子どもが大喜びなホットプレートでの焼き卵かけごはん。彩りに色々な食材を揃えても、いくらのキラキラ感に勝てるものはいませんね。焼きあがりのトッピングにいくらをたっぷりのせて。
https://kurashinista.jp/articles/detail/12370
自家製のいくら醤油漬けでおしゃれなちらし寿司

【材料 (4人)】
すじこ…700g
醤油…大さじ3
酢飯…600g
a刺身用サーモン…240g
a醤油…大さじ1
アボカド…2個
シソ…10枚
白ゴマ…大さじ2
すだち(またはレモン)…1個
北海道産の生筋子で手作りしたいくらの醤油漬けと、フレッシュサーモンにアボカド、なんて豪華なちらし寿司! しそと白ゴマを合わせた酢飯にたっぷりのせて、気がすむまでいくらを堪能してください。https://kurashinista.jp/articles/detail/26499
いくら丼

【材料 (4人分ぐらい)】
すじこ…1腹
水…1
醤油…1
みりん…1/2
昆布だし…少々
塩…少々
すじこ→いくらの究極のおいしい食べ方、それはやっぱりいくら丼ですね。シンプルにいくらの味を堪能できるこのごはんとの組み合わせ、控えめに言って最高です。
https://kurashinista.jp/articles/detail/51391
まとめ
「海の宝石」と呼ばれるいくら。キラキラした見た目だけでなく、生活習慣病の予防が期待できる不飽和脂肪酸のDHAやEPAといった栄養素もぎっしり詰まっているそうなので、できれば手頃なすじこをいくらに加工して、家庭でもたっぷり食べていきたい。そんな食材ですね。
まとめ/伊波裕子
