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ドゥーファとCyber Nowはこのほど、「副業実態調査」の結果を明らかにした。同調査は4月19〜21日、従業員数1,000名以上の企業に勤める25〜30歳の会社員を対象にインターネットで実施したもの。

副業を始めた目的は何か尋ねたところ、「収入アップ」(56%)が最も多く、「成長・スキルアップ」(50%)が続いた。「好きなことをやりたい」(29%)、「時間を有効活用したい」(20%)も多かった。

実際に副業を始めたあとの変化について聞くと、「新しい知見やスキル、経験が得られた」(25%)、「違う分野の人とのつながりを持てた」(24%)という回答が多かった。「本業の勤め先への帰属意識が低くなった」「本業がおろそかになった」などのネガティブな回答は全体の1割以下だった。

副業をしている人と副業をしていない人の「本業のやりがい」を比較したところ、副業をしている人は25%が「(本業に)やりがいを感じている」と回答している。一方、副業をしていない人は同項目への回答が10%にとどまっている。

副業をしている人の「本業の給料への満足度」を調べたところ、「満足している」「比較的満足している」が51%で、副業をしていない人の満足度(46%)を上回った。やりがいや本業への満足度を分析すると、副業をする理由は「本業に不満があるから」ではないことがわかった。

スキルアップのために自己投資をしているか聞くと、副業をしている人は65%、副業をしていない人は29%が「はい」と答えた。