全国のラーメンを食べ歩くラーメンミュージシャン、井手隊長です。赤いかかしのヤジロベエが特徴の“山田うどん”。1935年に製麺所として創業、1964年に1号店がオープンして以来、埼玉県を中心に店舗を広げるうどんチェーンだ。

2000年代後半からは実はうどんだけでなく、ラーメンにも果敢にチャレンジしている。セカンドブランドとしていくつかのラーメン店をオープンしたが、一度撤退。現在は店名のブランドを“ファミリー食堂 山田うどん食堂”と改称し、うどんとともにラーメンもラインナップしている。

しょうゆラーメンは単品だと390円。その他、タンメン、麻辣ラーメン、ざるラーメンなどメニューはいくつかある。

そしておトクなのは、定食や丼ものにプラス300円で“しょうゆラーメン”か“ざるラーメン”が付けられちゃうというセット。ラーメンを付けても殆どのメニューが1000円以内で食べられてしまうという超コスパのいい価格設定になっている。

そして肝心のラーメン。これがなかなか旨いのだ。セットなら300円ということもあって、見た目的には大きな特徴のないラーメンではあるのだが、バランスがかなりよく考えられていて、まとまりという点で評価できる。

甘めの醤油が効いたスープに中太の縮れ麺。茹で加減がよくプリッとした食感で旨い。バラロールのチャーシューは2枚も入っていて嬉しい。しかも旨い。

セントラルキッチンで仕込まれていることもあり、ブレは少ないし、何よりさすがうどんチェーンだけあって麺が旨い。これはダマされたと思って一度チャレンジしてみて欲しい。

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(執筆者: 井手隊長) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか

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