Google Play、「有料ガチャ」のアイテム入手確率明記を義務化
GoogleはPlayストアのポリシーを大幅に更新し、Androidゲームアプリ内の有料ルートボックス(有料ガチャなど)でアイテムを入手できる確率を明記することを義務づけました。また、Androidアプリ全般における性的コンテンツへの規制も厳格となっています。
ただし、今のところポリシーの改訂は米国版のみ。これが日本向けにも及ぶのか、記事執筆時点では不明ですGoogle Playストア内でマリファナ(大麻)関連アプリの登録が禁止されたのは既報の通り。さらにAndroid関連情報サイトAndroid Policeは、Googleがプラットフォームのエコシステムを子供に適したものにする配慮から、Playストアポリシーにいくつかの大きな変更を加えたことを発見しました。
ルートボックスは複数のアイテムが詰め合わされた「戦利品箱」であり、ランダムで内容が変わる課金システムのこと。今回は「ランダム化された仮想商品」と明記されているため、特定のカードやキャラを一定確率で入手できる日本の「ガチャ」も含まれることになります。
こうしたポリシー改訂は、全世界の風向きに沿っているもの。昨年4月にはベルギーでルートボックスが違法化され、今年5月にも米上院議員が子供向けゲームでの有料ルートボックス禁止法案を提出した流れを受けて、Googleが対応したと見るのが妥当でしょう。
特に過酷な制限とはいえないのは、大人気バトルロイヤルゲームPUBGが排出率を明記している例を鑑みても明らか。アップルもApp Storeにてルートボックスで各アイテムの入手確率の明記を義務づけており、全てのアプリストアでルールが一本化に向かっているといえそうです。
また、従来は「露骨な性的コンテンツ」とされていた項目を「性的コンテンツ(Sexual Content)」と改めた上で、規制範囲を拡大。「性行為」「性的内容を示唆するポーズ」といった直接的な表現に留まらず、以下の例が挙げられています。
対象が裸であるか最小限しか服を着ていない、そして適切な公共の場では容認できない衣服の描写性行為またはそれを暗示するポーズの描写やアニメーションまたはイラスト。性具やフェチを描いたコンテンツ卑猥または卑猥な内容
ほか、従来から禁止されてきたヘイトスピーチについても、「Protected group(ハラスメント禁止を規定されている人々)に対する人間性の否定や劣等性、またはヘイトに値すると主張する議論」などの実例が追加されています。
ガチャ規制もさることながら、何かを暗喩する際どいポーズがよく見かけられるゲームアプリでは少なからず影響が予想されます。日本向けのポリシーにも明記されたなら、今後のAndroidアプリ全般に大きな変化が起こりそうです。
