ギリシャ資産「爆買い」!?・・・中国が「アテネ空港」や「軍艦」にも食指=中国で論評
文章は現地の有力な分析として、「中国政府はギリシャの危機的状況が解消されるまで、同国に対する正式な借款を一時取りやめる。ただし間接的な支援策を講じる」と紹介。中国側としては、国策として進めている「新シルクロード構想」にも合致するとの“大義名分”があるという。
ギリシャ側は中国との交渉とは別に、財政難を緩和するためにアテネ空港、郵政、石油、島そのものを含む不動産など、7000の国有資産を払い下げる考えだ。
目下のところ、大きな関心を集めているのがアテネ空港だ。アテネ空港はこれまで、ギリシャ政府が55%を出資、ドイツ企業が40%を出資という形で運営されてきた。現在は中国企業が株式の30%を取得することで、ギリシャ政府と交渉しているという。
中国はさらに、ギリシャ軍の装備の買収にも関心を持っているという。特に注目しているのが、ギリシャ海軍が保有する世界最大のロシア製エアクッション揚陸艦の「ポモルニク型」4隻とされる。4隻は財政難にともない2008年以降はほとんど稼働していない。
中国が「ポモルニク型」4隻を購入すれば、台湾や東シナ海や南シナ海で領有権を争う島に対する上陸作戦能力が向上することになる。中国はその他のギリシャ軍装備にも関心を持っているという。
邱氏は、「何はともあれ、ギリシャの資金不足は中国企業にとって資産獲得のチャンス」と主張。他の国による対ギリシャ投資が減少しつづけている状況があることから、中国企業による投資は「苦しいギリシャ経済への贈り物になる」として、この時期の投資は中国、ギリシャ双方が「ウィン・ウィンを実現することになる」、「中国にとって、大したことがない金額」との考えを示した。(編集担当:如月隼人)」。(イメージ写真提供:(C) Eleni Seitanidou /123RF.COM/アテネ国際空港)
