各地の城が発行する「御城印(ごじょういん)」が全国でブームとなる中、滋賀県大津市にある膳所城跡の御城印の転売がインターネット上で横行している。背景にあるのは、日本三大湖城である点に加え、「幻の御城印」と呼ばれるほどの入手の難しさ。関係者は「売買の対象になると、城跡を訪れ、膳所の町を巡ってもらうきっかけにするという本来の趣旨と離れてしまう」と心配する。【写真】「メルカリ」に出品されている膳所城跡の