元ミランのマルコ・ファン・バステン監督が、クラレンス・セードルフ監督を落第とした。アリイーゴ・サッキ監督やファビオ・カペッロ監督時代のチームメートで、現在パルマを率いるロベルト・ドナドーニ監督のような、より経験のある指揮官の方が良いと話している。

忘れてはいけないのが、2000年代半ばにファン・バステン監督がオランダ代表を率いていたときから、同監督とセードルフ監督の関係は決して良好ではないということだ。セードルフ監督は2006年のドイツ・ワールドカップに選ばれなかった。

ファン・バステン監督は『Sky Sport 24』で次のように話している。

「選手と監督の違いは大きい。監督はチームを率いて、話をし、指揮を執らなければいけない。規律面でも違う。選手がしなければいけないのは、プレーすることだけだ。私が決めるのであれば、ミランのように簡単じゃない状況において、もっと経験のある指揮官を選んだだろうね」

だからこそ、下部組織を率いているフィリッポ・インザーギ監督も、ファン・バステン監督の“お気に入り”には入っていないようだ。

「インザーギとドナドーニのどちらが良いか? ミランを率いるには経験が必要となる。ドナドーニの方がそれを持っているね。彼はミランのような複雑なクラブを率いることもできる。私だったら彼を選ぶよ。ただ、インザーギには才能があるかもしれないけどね。それでも、それを理解するには、可能性と時間を彼に与える必要がある」

また、ファン・バステン監督はFWマリオ・バロテッリについて、次のように述べている。

「彼は良い選手だ。違いをつくり、ゴールを決めることができる。だが、すべての試合で偉大な選手であるためには、自分がベストだと示さなければいけない。メンタリティーの問題だ。彼は規格外の選手か? そのとおりだよ。だが、カンピオーネ(最高級の選手)になるためには、ほかにも必要なんだ」