出来事の“ある一部分”を切り取ることで知り得るドラマを伝える「ゴン中山とザキヤマのキリトルTV」(テレビ朝日/4日放送分)では、「読唇術で解読!!驚愕の(秘)ドラマ」と題し、口の動きから発した言葉を推測する読唇術を用い、試合中にどのような会話が交わされているのかを紹介した。

昨年の日本シリーズ(楽天−巨人戦)では、楽天が王手をかけて臨んだ第6戦の先発を任された田中将大(現・ニューヨークヤンキース)がシーズン初の敗戦を喫し、勝負は最終戦へ。すると、第7戦の9回にリリーフとしてまさかの再登場を果たした田中は、気迫の投球でチームを日本一に導いた。

そんな運命の一戦で楽天は則本昂大を中継ぎに投入するなど、最後の戦いに持てる全てを投入した。それでも、前夜に160球以上を投げている田中の起用は不安が伴う賭けでもあった。同番組では、星野監督が球審に投手交代を告げる――、本シリーズのクライマックスと言えるシーンを読唇術で再現した。

星野監督は気合いが入った表情で球審のもとに歩みを進めると一転笑みを浮かべ、「まあ、ウチは抑えのピッチャー悪くないけど、もう一人ピッチャーおるから」と切り出した。この言葉を聞いた球審が何かを悟ったのか、「もう一回登板させると?」と訊き返すや、星野監督は「田中!」と高らかにその名を発し、覚悟のほどを感じさせた。

また、今季の巨人・宮崎キャンプで臨時コーチを務めた松井秀喜氏にもスポットを当てた同番組。松井氏が大田泰示に指導をした後、大きな期待を集めながらも、なかなか一軍に定着できない大器へ「これからだから、これから。まあ、そういうことでまた来るから」と優しく声をかけつつ、指導内容については「マスコミには、あのー“松井さんには言うなって言われた”って言っといて」とおどける様子などを紹介している。