30日のコンフェデレーションズカップ決勝は、ブラジルがスペインを3−0と下し、3大会連続4回目の優勝を果たした。

ブラジルは開始早々の2分にFWフレッジが先制点を奪うと、前半終了間際の44分にFWネイマールが追加点。後半の立ち上がりにも再びフレッジがネットを揺らし、リードを3点に広げる。

スペインはその後、PKのチャンスを手にしたが、DFセルヒオ・ラモスがこれを失敗。無得点のまま敗れ、公式戦での無敗記録が29試合でストップした。

スペインのビセンテ・デル・ボスケ監督は試合後、「残念だ。だが、あらゆる点で彼らの方が上だった」とコメント。次のように続けている。

「我々は不運だった。だが、言い訳はない。彼らの方が上だった。疲労が響いた? そうは思わない。彼らは我々と同じコンディションで戦った。すぐに先制点を挙げ、それで我々も彼らもプランが変わったんだ。それに、ブラジルの方が良いプレーだった」

だが、デル・ボスケ監督は今後に向けて楽観的な姿勢を保っている。

「大騒ぎすることはしない。一つの試合だったというだけだ。我々はこれまでやってきたように仕事を続けなければいけない」