毎月分配型投信の7つの罠に気をつけろ!
預金金利のあまりの低さから人気が広がった毎月分配型ファンド。毎月分配金が出ることから預金の利子感覚で受け取っている人が多いようだが、毎月分配型ファンドは投信の一種。まずは、預金ではないという事実をしっかりと受け止め、罠に落ちないように気をつけよう。
【その1】銀行員や証券マンの語る利回りに騙されていた!
銀行や証券会社の窓口では、毎月分配型ファンドの利回りを説明される。ここで誰もが陥るのが、説明される利回りを鵜呑みにしてしまうこと。
示される利回りは過去1年で受け取った分配金を1年前の基準価額で割ったものだが、これは基準価額が下がってない場合の話。下落していれば、その分だけ利回りは下がることを肝に銘じておこう。
⇒(対策)預貯金の利回りとは異なる計算方法をしっかり理解しよう!
【その2】毎月ちゃんと分配金が出ていたので安心していた!
毎月分配型と呼ばれるだけに、毎月分配金が出ていると安心してしまいがちだが、それでは罠にはまるだけ。
なぜなら、分配金が出ていても、その原資は運用による利益ではなく預けた元本の取り崩しというケースがあるからだ(しかも、これが結構多い)。とにかく、今すぐ分配金の内容について、販売会社に問い合わせてみることが大切。
⇒(対策)分配金が元本の取り崩しではないかを販売会社で確認!
【その3】面倒くさかったから1本に資金を集中していた!
複数のファンドを保有していると、トータルで資金を管理するのは意外と煩わしいもの。だからといって、1本だけにするのはよろしくない。昔から、「卵を同じ籠に盛るな」と言われている。
何かあってもすべての資産がダメにならないように、いくつかのファンドに分けて投資をしておくべきなのだ。分散管理を煩わしいと思ってはいけない。
⇒(対策)少なくとも3本以上に分散、これだけでリスクは大幅減!
【その4】分配利回りの高さだけでファンドを選んでいた!
金利が1%より10%のほうがいいというのは、元本が保証されている円預貯金での話。毎月分配型ファンドの場合は預けた元本が変動するのでそうはいかない。
分配利回りが高いということは、その分だけ元本が大きく目減りしてしまう可能性があるということ。無理な利回り狙いをやめて、自分が取れるリスクに見合ったファンド選びを!
⇒(対策)高利回りの裏には高リスクが潜んでいると心得ること!
