わかめごはん

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チャーハンの妖精こと中島麻美がお届けする『ごはんレシピ』と『まつわる話』。
今回は『わかめごはん』です。
ごはん大好きな妖精がごはんについてうれしそうに語ります。

 
●調理時間
炊く前7分、炊けたら40秒

 
●材料 2人分


米 1合(山形のお米、「つや姫」の一合パックを読者の方にいただきました。ありがとうございます(・∀・))

塩漬けわかめ 手のひらに乗るぐらい

 
●作り方
 

【1】
米をとぎます。

【2】



わかめを水洗いして、千切りにして、お米の上に乗っけて炊きます。

【3】



炊けたら混ぜます。

【ワンポイント】

味が足りなかったらお塩で調整を

 

●わかめごはんのお話。

 

小学校の給食がまずかった、という人がわたしの世代(1977年生まれ)には、まれにいます。

まだ「揚げパン」「脱脂粉乳」の戦後メニューを引きずっている学校が地域によってあったからなのでしょうか。

わたしが育った埼玉県三郷市は、給食センターが市内にいくつかあり、そこで市内の小学校の給食を一気に作って配送するというシステムでした。そしてどのメニューもおいしかったのです。給食にトラウマがないって幸せだなぁと思います。

 

どんなメニューが出たのか、あんまり覚えていないのですけれど、

鮮明に覚えているのが、一番好きだったメニューのわかめごはんです。

月に1度ぐらいの頻度だったでしょうか。わかめごはんの日本当にうれしかったなあ。

給食ならではの気の抜けた味付けがこのわかめごはんの場合、何とも言えない妙なる味でした。

大きなクーラーボックスみたいなごはんを入れる容器の蓋を取ると、少し蒸らしすぎのわかめごはんが姿を現します。

「かっぽう着」を着た給食当番のクラスメイトが、しゃもじでひとりひとりの食器にわかめごはんをよそってくれます。

人数分より多めにいつも配給があるのですが、お代わりする子どもが多くてあっという間に売り切れるのが、カレーの日と、このわかめごはんの日でした。

 

このわかめごはん、塩漬けのわかめさえあれば、よけいな手間も味付けもいりません。

わかめから出汁がでるし、塩気も十分あるからです。

 

一人で食べるときは20分以上、蒸らしてから食べます。あのとき給食みたいに、気の抜けた、やさしい味に少しでも近づくといいなぁ、と、ふきんをかけたお鍋をじっと見つめて念じます。

 

●ごちそうさまでした。

 


※チャーハンの妖精さんの『ごはんレシピ』をもっと見たい方はこちらの一覧をどうぞ。実際に作った方やアレンジしてみた方は、感想をツイートなどで是非教えてくださいね。