(C)Emilio Pereda&Paola Ardizzoni/El Deseo
 愛から逃げて、愛と出逢う――。ペネロペ・クルス主演最新作、「抱擁のかけら」が本年度ゴールデン・グローブ賞「外国語映画賞」にノミネートされた。2000年「オール・アバウト・マイ・マザー」で、2003年には「トーク・トゥ・ハー」で同賞の最優秀外国語映画賞を受賞しているアルモドバル監督、そして昨年のアカデミー賞最優秀助演女優賞に輝いたペネロペ・クルスの主演作品だけに注目を集めている。

 「抱擁のかけら」は、14年前に起きた凄惨な事故で視覚を失った男が、人生をかけて愛した女性レナ(ペネロペ・クルス)との過去を語りはじめる、切なくも激しい愛の物語。

 “アルモドバル・レッド”と評される事も多い、アルモドバル監督の強烈な色彩感覚と、人間の嫉妬と欲望を描いた至極のストーリーが高い評価を得ており、アカデミー賞の前哨戦と言われるゴールデン・グローブ賞の獲得に大きな期待が高まる。授賞式は日本時間1月18日に実施。映画「抱擁のかけら」は2010年2月6日新宿ピカデリー、TOHOシネマズ六本木ヒルズ他全国ロードショー。

抱擁のかけら」ストーリー

14年前に起きた凄惨な事故で視覚を同時に失った男(ルイス・オマール)事故の前、彼には2つの名前があった。映画監督時代に名乗っていた本名のマテオ・ブランコと、現在の執筆業のペンネームであるハリー・ケインだ。ハリーは、事故の後映画監督マテオである自分を捨て、人生をかけて愛した女性レナ(ペネロペ・クルス)のことも封印した。

或る夜、昔なじみで彼の世話人を勤めるジュディット(ブランカ・ポルティージョ)の息子が、事故に遭う。病室で彼の看病をすることになったハリーは、お伽話をするように自分の過去を語り始める…。それは、運命という名の嫉妬と欲望に翻弄された愛に狂った男女の切なくも激しい愛
の物語だった──。

抱擁のかけら - 作品情報