藤井聡太竜王と記念撮影する横山さん(21日、東京都港区で)=西孝高撮影

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 将棋のアマチュア日本一を決める第39回アマチュア竜王戦(主催・日本将棋連盟、読売新聞社)の全国大会2日目が21日、東京都港区の「チサンホテル浜松町」で行われ、決勝戦で北海道代表の横山大樹さん(36)=写真=が神奈川代表の菅野倫太郎さん(36)を破って初優勝を飾った。

 決勝の対局は序盤で角交換した後、じっくりした駒組みが続いた。後手番の菅野さんは敵陣のすきを見逃さずに攻め込んでリードを広げ、一時は勝勢を築いたが、横山さんは驚異的な粘りで食い下がると、相手のミスを誘って大逆転勝ちを収めた。

 横山さんは史上初めて高校竜王戦で連覇を達成した強豪で、その後も主要なアマタイトルを総なめにしてきた。終局後の取材に対し、「序盤でミスをして苦しくしてしまったので、優勝は信じられない気持ち。持ち時間5時間の竜王戦では、納得いくまで考えて対局したい」と話した。

 ベスト4に進出した選手は、第40期竜王戦ランキング戦6組に出場する。

 (左勝ち、敬称略)

 【決勝】

横山 大樹 ― 菅野倫太郎

 【3位決定戦】

西沢 佑亮 ― 坂井 信哉

決勝戦の棋譜

【決勝手順】▲横山△菅野

▲2六歩△3四歩▲2五歩

△3三角▲7六歩△4二銀

▲4八銀△8四歩▲3六歩

△8五歩▲3七銀△3二金

▲7八金△8六歩▲同歩

△同飛▲6九玉△8二飛

▲8七歩△7二銀▲4六銀

△8八角成▲同銀△3三銀

▲3五歩△同歩▲同銀

△3四歩▲4六銀△6四歩

▲7七銀△6三銀▲6六歩

△4四歩▲5八金△5四銀

▲5六歩△5二金▲7九玉

△4二玉▲8八玉△3一玉

▲6七金右△7四歩▲5五歩

△4三銀▲5七銀△2二玉

▲5六銀△3五歩▲4六歩

△3六歩▲4七銀△3七角

▲同桂△同歩成▲2九飛

△4七と▲4五歩△同歩

▲2四歩△同歩▲5四歩

△同銀▲3四歩△4四銀

▲6一角△5一金▲7一角

△4二飛▲8三角成△3七歩

▲8二馬△3八歩成▲2四飛

△2三金▲2六飛△3五銀打

▲1六飛△1四歩▲8一馬

△3四金▲9一馬△3六歩

▲6四馬△6二歩▲2六桂

△3三玉▲5六香△5五桂

▲同香△同銀直▲3四桂

△同玉▲5五馬△同銀

▲2六桂△同銀▲同飛

△2五歩▲8二角成△5四香

▲2三銀△3五玉▲2五飛

△同玉▲2七歩△2六歩

▲1六銀△3五玉▲5六金

△5二角▲4三歩△同角

▲5五金△1六角▲同歩

△2七歩成▲5四金△4六桂

▲5三金△2六玉▲4二金

△同金▲2四飛△3七玉

▲2七飛△同玉▲1七銀

△2六桂▲4六馬△2九飛

▲2八歩△同と▲4九角

△3八銀▲同角△同玉

▲2八馬△同飛成▲同銀

△同玉▲1七銀△3九玉

▲6九飛△4九銀▲2八銀

△同玉▲4九飛△3九銀

▲1七銀△3八玉▲3九飛

△同玉▲2八銀打△4八玉

▲4九歩△5七玉▲2六銀

△4六玉▲3四銀成△5七と

▲5八歩△6九角▲4八香

△同と▲3五銀△5五玉

▲4四銀△6四玉▲6八金打

△5九飛▲6五桂△5八と

▲6九金△同飛成▲8二角

△6三玉▲7三角成△5二玉

▲5三桂成まで181手で横山さんの勝ち