【英ゴールドC】壮絶叩き合いでスカンジナビアが超長距離戦を制す Aオブライエン調教師はロイヤルアスコット開催100勝目
◆第216回ゴールドカップ・G1(日本時間6月19日未明、英国・アスコット競馬場・芝3990メートル、良)
ロイヤルアスコット開催3日目の最強ステイヤー決定戦が11頭立てで行われた。1番人気のスカンジナビア(牡4歳、愛国・エイダン・オブライエン厩舎・父ジャスティファイ)が、6連勝で3度目のG1勝利(重賞は5勝目)を飾った。勝ちタイムは4分18秒53。
スカンジナビアは好位から進め、最後の直線では逃げ込みを図るトローラーマンと後続を引き離しての一騎打ち。激しい叩き合いの末、頭差かわして先頭でゴールに入り、昨年7月のグッドウッドC、9月の英セントレジャーに続くG1勝利となった。
Aオブライエン調教師は同レース10勝目で、ロイヤルアスコット開催通算100勝目。「チーム全体の大きな成果であり、ライアンは最高の騎乗をしてくれました。(100勝達成は)私たちが決して考えてもいなかったこと。一レースずつ勝ち進んでいくしかなく、ここでレースに勝つのは本当に難しいことですから」と振り返った。
昨年の同レースをレコード勝ちした8歳のトローラーマン(ウィリアム・ビュイック騎手)が2着で、連勝は4でストップした。シーズンオフの期間に目の疾患を患い、日光に過敏に反応するためパドックではゴーグルをつけて周回。昨年10月の英チャンピオンズロングディスタンスカップ以来の実戦だったが、しぶとい粘り込みで一騎打ちに持ち込み、場内は大歓声に包まれた。
2着馬から9馬身離された3着にはスウィートウィリアム(ロバート・ハヴリン騎手)が続いた。
同レースは総賞金が70万ポンド(約1億4773万円)。1着賞金が39万6970ポンド(約8378万円)。日本馬の挑戦は過去に1頭で、イングランディーレ(横山典弘騎手)が2004年に9着になっている。
