【ボートレースコラム】竹内来 着実にスキルアップ中 自分を客観視できるように
昨年5月にデビュー、先月から3期目に入った136期の竹内来(21=愛知)が、5月14〜19日のボートレース戸田一般戦に出走した。8走して3着が1回のみで残りは5、6着と不本意な成績だった。それでも1月に蒲郡で水神祭を済ませており、2月には江戸川でデビュー2勝目をゲット。着実にスキルアップしている印象だ。
竹内は「1着の回数も大事だけど、それよりも勝率にこだわっていきたい」と言い切る。右も左も分からない新人時代を含めて、今はルーキーとしてあらゆる結果を吸収していく立場。「いいエンジンでも良くないエンジンでも、とにかく一生懸命調整して臨むだけ」とシンプルに、尻込みすることなく前進する姿勢からは、内なる力を増強させていこうとする意識が伝わってくる。
デビューから1年が経過して、ここまでの道のりを「まだ満足できる成績ではないけど、レースの流れや展開が少しずつ見えるようになってきた」と振り返る。7月から適用される来期勝率は2.15。徐々に斡旋は増えてくるだろう。「以前よりも落ち着いてレースに臨めるようになり、通用する部分と足りない部分が明確になってきている」と分析。自分自身を客観視できていると感じた。
今後の目標を「あと2年、デビューして3年以内のA級を目指す」と定める。勝率アップへ「エンジンを出すこと、レースの技術を磨くことも大事だけど、最優先はスタートだと思っている。質の高いスリット通過を安定して決めたい」とイメージを描く。竹内の次走は、21日開幕のボートレースとこなめ一般戦を予定。さらなる内なる力の強化へ。A級の壁は高くて険しいが、レース内容を濃くしていくことが好結果につながる。(大野 順平)
◇大野 順平(おおの・じゅんぺい)1969年(昭44)4月9日生まれ、兵庫県出身の57歳。ボートレースとオートレースを担当。最近の病院の来院履歴は眼科、歯科、皮膚科、形成外科など。内なる力どころか、外側のケアでいっぱいいっぱいだ。
