【炒飯部門編】もう店に行く必要がなくなった…!「コンビニ冷凍食品」味とコスパが最強の一品!

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日々進化していく冷凍食品

もう店に行く必要がなくなった--。そう思えるほどハイクオリティだ。

5月上旬、取材が立て込み疲れ切っていたFRIDAY記者(40代男性)は、帰り道に自宅近くのセブン-イレブンを訪れた。何か温かくてガッツリしたものでスタミナをつけたい。そんなときに目に入ったのが、冷凍コーナーにあった『すみれチャーハン』だった。いまやコンビニ弁当は600円以上が当たり前でおにぎり2個と飲み物で済ませても500円を超えてしまう。それにもかかわらず、『すみれチャーハン』は300gの大容量で311円(税込み、以下同)と最高のコスパだ。

帰宅後にさっそくレンジ調理すると、室内には得も言われぬ香気が漂った。一口食べると、その味わいに驚いた。存在感のある焼豚と卵の味わいがパラパラの米と重なり合い、ラードの旨味が全体をまとめ上げている。

「技術の進歩によって、冷凍食品の質は日々どんどん上がってきています。この変化のスピードと、コンビニの商品開発のノウハウは相性が良い。スーパーよりもコンビニのほうが新商品の入れ替わりのサイクルが格段に早いため、高品質の冷凍食品が続々と登場しているのです。

また、スーパーの商品は家族向けに大容量で作られていることが多い。一方で、コンビニの商品はコンパクトで使い勝手が良い一人前で販売されていることがほとんどなので、現代人の生活スタイルにマッチしています」(コンビニ研究家の田矢信二氏)

コンビニ冷凍食品は、ご飯もの、麺類、一品おかずの三つのジャンルに大別される。なかでも、ご飯ものなら炒飯、麺類ならラーメンが人気なのだという。そこでFRIDAYは、3人の専門家の意見をもとに、コンビニ大手3社のセブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンが販売する冷凍食品の味やコスパを徹底比較し、炒飯、ラーメン、一品おかずの各部門で″最強の一品″を決定する。

種類も豊富

まずは記者が品質の高さに衝撃を受けた炒飯から見ていこう。価格が安いのは、ローソンの『炒飯』(198円)だ。冷凍食品の商品開発を行う冷凍食品マイスターのタケムラダイ氏が話す。

「シンプルで優しい味わいながら、香味油がしっかりと香る炒飯です。一袋170gと、量はセブンの『すみれチャーハン』に比べて約半分ですが、袋のままレンチンして上部をカットすると、そのまま食べられる手軽さが魅力。『チキンライス』や『高菜ピラフ』(ともに180g、198円)も同様で、皿要らずで楽しめます」

ファミリーマートは、『香味油で仕上げた五目炒飯』(170g、213円)、『焦がし醤油が香ばしい極うま炒飯』(280g、375円)、『さっぽろ純連監修チャーハン』(300g、429円)と、味わいや内容量、価格の異なる3種類の炒飯がラインナップ。なかでも『極うま炒飯』は、優しい味わいが特徴のローソンの『炒飯』とは異なり、焦がし醤油とニンニクの香りが利いた、ガッツリ系の味わいが特徴。焼豚の存在感や、卵のフワッと感、そしてネギのアクセントも食欲をそそり、280gがあっという間になくなってしまう。

それでも、冷凍食品専門家の西川剛史氏は「イチオシはセブン-イレブンの『極上炒飯』(300g、332円)です」と話す。

「スーパーに並ぶ商品も含めれば冷凍炒飯は数多くの会社から出ていますが、炒めた香ばしさを最も感じられるのは『極上炒飯』です。『すみれチャーハン』は札幌の名店『すみれ』の監修で、まるでラーメン屋の炒飯のような濃厚な味わいが特徴ですが、味のバランスを考えると『極上炒飯』が群を抜いています」

ローソンの『炒飯』の100g単価が約116円、ファミマの『極うま炒飯』は約133円なのに対し、『極上炒飯』は約110円と、コンビニのすべての冷凍炒飯のなかでも最安級。さらに専門家が絶賛する味わいをも兼ね備えていることを考えれば、炒飯部門の″最強の一品″は、セブンの『極上炒飯』に軍配が上がるだろう。

『FRIDAY』2026年6月19日号より