BMW新型『M2 xドライブ』発表 英国市場で唯一生き残った2ドア・スポーツクーペに、初の四輪駆動追加
ライバルの少ない2ドア四駆
BMWは、2ドア・クーペ『M2』に初めて四輪駆動バージョンを追加した。これにより、すべてのMモデルで四輪駆動が選択可能となった。
【画像】M2に四輪駆動バージョン追加! コンパクトな高性能クーペ【BMW M2 xドライブを詳しく見る】 全26枚
新型『M2 xドライブ(M2 xDrive)』は、英国では夏の終わりの発売予定で、価格は7万4255ポンド(約1600万円)からとなっている。これは従来の後輪駆動版M2より約4000ポンド(約85万円)高い設定だ。
また、最も近い競合車である5気筒のアウディRS3と比べ、約1万2000ポンド(約255万円)高い価格設定となる。M2は現在、英国市場で唯一生き残った2ドア・スポーツクーペとなっており、ポルシェ718ケイマン、トヨタGRスープラ、アルピーヌA110、ジャガーFタイプ、アウディTT RSといったライバルはすでに姿を消している。
パワートレインは現行M2と同じターボ付き3.0L直列6気筒エンジン『S58』を搭載するが、新たに「Mイグナイト」と名付けられたプレチャンバー燃焼方式を採用している。この技術は2026年半ばからすべてのMモデルに導入され、新たなユーロ7排出ガス規制への適合を図るものだ。
0-100km/h加速は3.7秒へ
BMWによると、Mイグナイトはレースで培った技術であり、「高負荷時の燃料消費を大幅に削減」しつつ、S58の性能特性である「瞬時のレスポンスと、高回転域に至るまでのリニアなパワーデリバリー」を維持するという。
また、「心を揺さぶるサウンドトラック」も健在とのことだ。
より大型の『M3』や『M4』の四輪駆動版と同様、M2 xドライブは0-100km/h加速タイムを4.0秒から3.7秒へと短縮し、グリップと安定性を高めるためにリアアクスルへの動力配分を調整するアクティブMディファレンシャルを装備している。
BMWは、これにより「パフォーマンスを一切犠牲にすることなく、四季を通じて、ほぼあらゆる路面状況や天候下で、ドライバーに比類なきMフィーリングを提供する」としている。
通常の走行時は後輪のみを駆動し、パワーが必要になった場合に前輪が作動する。また、DSCを無効にして二輪駆動モードに固定することも可能で、これにより「驚くほど純粋なドライビングエクスペリエンス」が得られるという。


