三菱「パジェロ」復活決定! 26年秋に世界初公開へ 39年の歴史を築いた“名車”ふたたび! “シリーズ展開”される新型に期待高まる!
39年の歴史を築いた“名車”が復活!
三菱自動車工業(以下、三菱)は2026年5月29日、新中長期ビジョンの発表の場で、新型「パジェロ」の導入を明言しました。あわせて、同年秋に新型パジェロを世界初公開することも予告しています。
日本では2019年に生産を終了し、2021年には輸出向けの生産も終了していましたが、今回、7年ぶりに復活を果たすことになります。
【画像】超カッコいい! これが新型「パジェロ」です!(30枚以上)
このニュースは、同社のブランド強化を象徴する出来事として注目を集めています。
そもそもパジェロとは、どのようなクルマだったのでしょうか。その歴史は1982年、初代モデルの登場から始まりました。
当時の警察予備隊(現:自衛隊)に納入されていた三菱「ジープ」を源流に持ちながらも、旧来のイメージを一新。乗用車のような都会的なデザインと、本格的な悪路走破性を両立させたことで、「普段使いもできる四駆」というジャンルを切り開きました。
その人気を確固たるものにしたのが、1991年に登場した2代目です。当時は日本中でアウトドアやオートキャンプの人気が高まっており、この「RVブーム」の中、パジェロはヒットを記録します。
大柄な本格四輪駆動車でありながら、一時は新車販売台数ランキングで1位につけるなど、高い支持を集めました。
パジェロの性能を広く認知させたのは、モータースポーツへの挑戦でした。過酷な環境で知られるパリ・ダカールラリー(現ダカールラリー)に参戦し、通算12回の総合優勝という記録を達成。
技術力と信頼性を実証し、世界170以上の国と地域で累計325万台を販売するグローバルモデルへと成長を遂げました。
その後、生産工場の閉鎖から4代目モデルを持って生産終了が決定。国内向けは2019年、海外輸出向けも2021年にすべての生産を終了し、39年におよぶ歴史に一度幕を閉じていました。
そんなパジェロでしたが、本家の名声をもとに1990年代には“パジェロ兄弟”こと派生モデルもたくさん展開されていました。その筆頭が軽SUVの「パジェロミニ」です。
本家を想起させるルックスに本格的な四駆システムを盛り込みつつも、街乗りでの扱いやすさを両立して多くのユーザーを獲得しました。
さらに、このパジェロミニをベースに1.1リッターエンジンとオーバーフェンダーを施した小型車「パジェロジュニア」や、別ボディの独立モデルとして登場した「パジェロイオ」へと系譜を繋ぎ、幅広い層に選択されました。これらは安全基準への対応などにより2013年までにすべて生産を終了しています。
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そして2026年、パジェロは新しい技術をまとって再び導入されます。新型パジェロは、四輪駆動ピックアップトラック「トライトン」のラダーフレームをベースに改良を施し、専用開発のキャビンや前後サスペンションを採用する予定です。
これにより、悪路走破性はもとより、上質で快適な乗り心地を両立した、新たなフラッグシップモデルになると見られています。
さらに今回は、単体だけでなく「シリーズとして複数ラインナップを展開する」という方針も明かされており、かつてのパジェロミニをはじめとする派生モデルの復活も予想されます。
新型パジェロの詳細は、2026年秋にあらためてアナウンスされる見込みです。
