「ジャイアンツはここで終わるわけにいかない」魂の117球、戸郷翔征の力投で巨人連敗ストップ 橋上監督代行初勝利

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戸郷は7回1失点、2勝目をマークした(C)産経新聞社

今季最多117球の力投

 巨人は5月27日のソフトバンク戦に5−1と勝利。交流戦初勝利、連敗を5で止めた。

 組み替えた打線が機能した。

【動画】気合が違う!戸郷が山川から三振を奪ったシーン

 この試合では「3番・三塁」に坂本勇人、「7番・右翼」に丸佳浩を組み入れて臨んだ。
 
 試合が動いたのは1点を追う3回だ。無死一、二塁から3番・坂本はセンターへポテンヒットを放ち、チャンスメイク。一死満塁から大城卓三の押し出し四球で1-1の同点とするとトレイ・キャベッジの2点適時打、さらに丸、戸郷の適時打で一挙5得点のビッグイニングを作った。

 投げては先発の戸郷も踏ん張った。3回にソフトバンクに先制点を与えたものの、味方が逆転した後は粘りの投球で試合を作り7回117球、7安打1失点で降板。8回は大勢、9回は田中瑛斗とつなぎ、ゲームセット。戸郷にとっては今季2勝目、本拠地東京ドームでは初勝利となった。

 橋上秀樹監督代行にとってもこれが指揮を執ってから初勝利となった。

 チーム一丸となって勝利をもぎ取り、お立ち台に上がった戸郷は「いやー、東京ドームのお立ち台は最高です!」とファンの声援に感謝しながら、チームは試合前で5連敗と厳しい状況だったことにどんな思いでマウンドに上がったかを聞かれると「苦しい展開が続いてましたが、ただやっぱりジャイアンツはここで終わるわけにはいかないですし、何とか前を向いていかないといけないので。何とか勝てて良かったです」と言葉に力を込めた。

 チームは阿部慎之助前監督の辞任という非常事態がありながら、しっかり前を向く姿勢を示した。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]