男子100メートルで優勝し、かめはめ波ポーズを披露するノア・ライルズ【写真:奥井隆史】

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陸上セイコーGGP

 陸上のセイコーゴールデングランプリ(MUFGスタジアム=国立競技場)は17日、男子100メートル決勝で2024年パリ五輪金メダリストの“超人”ノア・ライルズ(米国)が9秒95(追い風0.6メートル)で優勝。スタートで出遅れながら9秒台を記録する圧巻のレースに国立も沸いた。

 今季初戦のライルズは午後0時20分過ぎ、予選にあたるチャレンジレースに参戦した。招待選手で決勝にエントリーされており、出場の必要はなかったが、異例のオープン参加。向かい風1.1メートルながら10秒05で先頭で駆け抜けて国立を盛り上げた。

 迎えた決勝。桐生祥秀、山縣亮太、小池祐貴という日本の9秒台スプリンターが揃ったレースで、大人気漫画「ワンピース」のニカとみられるポーズを繰り出した。スタートで体が反応し、グリーンカードが出された。仕切り直しとなった2度目の号砲。リアクションタイムは最も遅い0秒177と出遅れたが、中盤から力強く抜け出し、ライバル8人をぶち抜いた。

 唯一9秒台で駆け抜け完勝。レース後は漫画「ドラゴンボール」のかめはめ波ポーズも披露し、エンターテイナーぶりを発揮した。日本勢最先着は4位の桐生で、10秒15だった。

 ライルズは100メートルで2024年パリ五輪金メダル。200メートルでは世界選手権を4連覇している。大のアニメ好きで、日本の漫画にちなんだポーズをレース前に繰り出すことで知られ、昨年9月の東京世界陸上でも注目の的になった。

(THE ANSWER編集部)