伊藤有希

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 ジャンプ女子の伊藤有希が2026〜27シーズンをもって現役生活を引退することが決まったと11日、所属する土屋ホームが公式ホームページ(HP)で発表した。

 「このたび伊藤は、2027年3月をもちまして競技生活に区切りをつける決意を固め、ラストシーズンを悔いなく過ごすとともに、皆様へのお礼とご恩返しができるシーズンにしたいと考えております。当社といたしましても伊藤の想いを尊重し、現役最後のシーズンを全力でサポートしてまいります。なお、シーズン終了後の引退会見等につきましては、改めてご案内申し上げます」などと記した。

 伊藤もその後、自身のインスタグラムに「私が所属する株式会社 土屋ホームから発表がありました通り、2026-2027シーズンをもちまして現役競技生活を引退することをご報告させていただきます」となどと記した。

 伊藤は1994年5月10日、北海道郡下川町出身。4歳からスキージャンプ始め、下川商から13年4月に土屋ホームに入社した。五輪では14年ソチ大会女子ノーマルヒル7位入賞。18年平昌大会は同9位、22年北京大会は同13位、今年のミラノ・コルティナ大会は同14位だった。世界選手権では13年に混合団体金メダル、15、17年にいずれも個人で銀、混合団体で銅を獲得。W杯では17年1月の札幌大会で初優勝するなど16−17年シーズンは5勝を挙げて年間でも個人総合2位に。今年3月のオスロ大会で優勝しW杯通算10勝目を挙げた。

 伊藤の投稿全文は以下の通り。

   ◇   ◇

私が所属する株式会社 土屋ホームから発表がありました通り、2026-2027シーズンをもちまして現役競技生活を引退することをご報告させていただきます。

4歳で初めて下川町のジャンプ台を飛んでから今まで毎シーズン、前のシーズンの自分を越え、更に遠くへ飛ぶことが出来たと思います。

その挑戦の中で、昨シーズンは10勝目をあげるという目標も、Planicaのフライングヒルを飛ぶという夢も叶える事が出来ました。

もし、もしも今シーズン、各地大会での私の最後のジャンプを観に来てくださる方がいらっしゃったら、まだジャンプを観た事がない方をお一人でもお誘いいただけたら最高に嬉しいです。

一人でも多くの方に、スキージャンプの魅力を、生の空気を体感していただき、またジャンプを観たい!! と思っていただけたらこの上なく幸せです。

これも私がシーズン最初に引退を発表した理由のひとつでもあります。

今シーズンも、昨シーズンの自分を越え、世界選手権でのメダル、フライングヒルでのワールドレコードを、そして最後の1本まで世界一を目指して挑戦し続けます!!