アストロズ戦に先発したドジャースの大谷翔平【写真:黒澤崇】

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敵地アストロズ

 米大リーグ・ドジャース大谷翔平投手が5日(日本時間6日)、敵地アストロズ戦に今季6試合目の先発登板。打者としてはラインナップに入らず、投球に専念。今季初被弾を含む2本塁打を浴びたものの、7回4安打2失点、8奪三振の好投を披露した。規定投球回にも再到達し、防御率0.97はメジャートップに。しかしチームは1-2で敗戦し、大谷は今季2敗目(2勝)となった。前日の試合後に“違和感”を訴えていた様子を米地元局が伝えた。

 大谷は2回、先頭ウォーカーに内角高めの157キロ速球を捉えられ、左翼席への先制ソロを浴びた。今季初めての被弾。3回にもシューメイクにソロ本塁打を浴びたが、この後はアストロズ打線に得点を与えず。7回89球とテンポよく投げ、先発の役目を十分に果たした。

 この日の初回、ドジャース地元局「スポーツネット・ロサンゼルス」の中継が注目したのは、登板の24時間前の出来事だった。大谷は、登板前日の試合後の恒例となっているマウンドでの投球フォーム確認を行った。その際、プレートの何かを気にするような仕草を見せていた。

 実況のジョー・デービス氏は「プレートの両端から少し傾斜があることに気づいたそうです。彼のワインドアップは大きく踏み込むため、その感触があまり気に入らなかったので、ドジャース審判団と話し合う予定でした」と語った。

 MLBに報告する予定だったようだが、「彼(大谷)も先ほど確認していましたが、大きな変更は加えられていない」「今日の午後、審判団と話し合って以来、本格的な改修作業は行われていないのは明らかです」と説明した。

 デービス氏によると、ドジャースは試合当日にMLBに再計測を要求。マウンドのプレートについてシーズン途中で再計測が要求されるのは稀なことだという。メジャー通算204勝右腕で解説のオーレル・ハーシュハイザー氏は「何に影響するかというと、もし角度や傾斜が急だった場合、後ろに体重を乗せる際に体の姿勢が変わってしまうという点です」とし、このように指摘した。

「突然頭の位置がズレてしまう可能性があります。背骨の角度も変わってしまうかもしれません。実際にプレート上で蹴り足を使ってパワーを溜める際に、バランスを崩したり、普段慣れているバランスが失われたりする可能性があります。ですから、彼が登板前夜にマウンドをチェックする理由はよく理解できます」

 大谷は初回を三者凡退に抑え、その後も力投したが3勝目はならなかった。

(THE ANSWER編集部)