1972年オープンの「足摺海底館」、潮風で連絡橋が腐食し休館へ…昨年も海中展望室の漏水で1か月
高知県土佐清水市の海中展望塔「足摺海底館」を管理運営する県観光開発公社は17日、5月1日から同館を休館すると発表した。
陸地と展望塔をつなぐ連絡橋の老朽化のためで、再開時期は未定という。
同館は川崎重工業によって造られ、1972年に開館。老朽化が進み、昨年6月には水深7メートルの海中展望室でウニの食害による漏水が発生し、約1か月休館していた。
公社によると、2024年に鉄骨製の連絡橋(長さ54メートル)の強度を調査。潮風などの影響で腐食し、「利用者が少なければ十分に耐えられるが、橋全体に多くの人が乗った場合には安全性が担保できない」などの結果が出ていたという。
公社は職員による目視の点検などで安全確認しながら営業してきたが、橋の劣化が進み、大型連休などで今後多くの来場者が見込まれることから、休館を決めた。担当者は「大型連休での休館は残念だが、安全を無視するわけにはいかない」と話し、再開に向けて検討を進めるとしている。
