ホルムズ海峡めぐりイラン内で食い違い アラグチ外相「完全開放」表明、イラン交渉担当者「アメリカの海上封鎖続けば開放せず」と警告

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イラン側の交渉担当者ガリバフ議長は17日SNSで、アメリカ側の海上封鎖が続く限り、ホルムズ海峡は開かれないと警告しました。

これに先立ち、アラグチ外相は「完全に開放する」と表明していて、自由な航行の実現は不透明な情勢です。

イスラエルとレバノンが合意した10日間の停戦が発効したことを受けてイランのアラグチ外相は17日、「ホルムズ海峡を通過するすべての商船の航行は残りの停戦期間中、イランが指定した航路を通じて完全に開放される」と表明しました。

これに対し、アメリカのトランプ大統領は歓迎する意向を示したものの、イランの港湾に対する海上封鎖は合意が成立するまで続けると強調しました。

こうした中、イラン側の交渉担当者ガリバフ議長は17日、SNSでアメリカ側の海上封鎖が続く限り、ホルムズ海峡は開かれないと警告しました。

また、イラン革命防衛隊に近いタスニム通信は、アラグチ外相の発表について「十分な説明もなく公開された。国民に懸念や失望を生じさせる行為は政治的な罪だ」だと批判した上で通航できるのは革命防衛隊の許可を受けた商船のみで、船舶や積み荷はアメリカやイスラエルと無関係でなくてはならないなどの条件があると伝えました。

ロイター通信によりますと、ホルムズ海峡が開放されたとの情報を受けて商船およそ20隻が海峡に向かったものの途中で停止し、一部は引き返したということで、海峡の自由な航行の実現は、依然として不透明な情勢となっています。