「最も愛されたペアの1つを失う」引退表明の“りくりゅう”にイタリアからも惜別の声「次の時代への橋渡しに」

りくりゅうの引退表明に世界から惜別の声が届いている(C)Getty Imaes
ミラノ・コルティナ五輪フィギュアスケートペアの金メダリスト“りくりゅう“こと三浦璃来、木原龍一が4月17日にSNSを更新し、ともに今季限りで現役を引退することを報告した。
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連名で投稿したSNSのメッセージで、木原と三浦は引退の報告とともに、今後についてのプランも明かしており、「これからもペアを、日本の皆様にもっと知っていただけるよう、新しいことに2人で挑戦していきます」などと綴っている。
2019年にペアを結成し、2022年北京五輪では団体で銀メダルを獲得。今年2月のミラノ・コルティナ五輪は団体で銀メダルとともに、悲願となる個人での金メダルを獲得した。“りくりゅう”の愛称は日本のみならず一躍、世界中にも広まることとなり、今回の引退発表も海外で大きく報じられている。
イタリアメディア『Notizie.it』では、17日の引退報告を受け、「日本フィギュアスケート界は、最も愛されたペアの1つを失うことになる。リク・ミウラとリュウイチ・キハラは、自身のSNSで長文のメッセージを投稿し、現役引退を公表した」などと伝えた。
さらに、「この発表は、数々のメダルと歴史的成果を積み重ねてきた競技生活の末に下されたものだ」と綴る同メディアは、ペアとしての足跡をフォーカス。「特に記憶に残るのは、ミラノ・コルティナ五輪での逆転劇だ。ショートプログラム5位からフリーで巻き返し、頂点へと駆け上がったその演技は、日本のペアスケート史に残る名シーンとなった」と賛辞を並べる。
また同メディアは、2人がSNS上で明かした今後のビジョンにも触れており、「競技引退は、スポーツ界からの完全な離脱を意味するものではない」などと指摘。さらに、これまでの功績も称え、「彼らが残した実績と存在は、日本フィギュア界の未来を支える礎となり、その引退もまた次の時代への橋渡しになっていく」と見通している。
競技者としての実績はもちろん、そのキャラクターや両者の強い絆も注目を集めた。世界中を沸かせた“りくりゅう”のパフォーマンスは、間違いなく、記録と人々の記憶それぞれに深く刻まれている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
