ソウル市長選の左派系与党候補、「BESETO」交流復活掲げる…「北京市長や都知事とチャンネル構築」
【ソウル=仲川高志】6月3日に統一地方選として行われるソウル市長選に左派系与党「共に民主党」候補として出馬する鄭愿伍(チョンウォンオ)氏(57)が16日、ソウル外信記者クラブで記者会見した。
鄭氏はソウル市長に就任した場合、北京、ソウル、東京の3都市による「BESETO(ベセト)」交流の復活に向け努力する考えを示した。
「BESETO」は北京(BEIJING)、ソウル(SEOUL)、東京(TOKYO)の頭文字2文字をとった略語。過去、3都市間の交流行事などで使われていた時期もあるが、近年は日中、日韓、中韓のいずれかの2国間関係が冷え込むことが多く、交流自体が下火となっている。
鄭氏は、日韓関係や中韓関係の改善により「BESETO(交流の復活)は現実味を帯びている」と説明。日中関係の悪化を念頭に「依然として困難はある」としつつも、「北京市長や東京都知事とのチャンネルを構築し、文化やスポーツから交流を始め、経済協力へと拡大していく」と語った。
鄭氏は、ソウル市東部・城東区の区長として、若者や外国人観光客に人気が高い聖水(ソンス)地区の都市再生を成功させた実績をアピール。ソウル市長に就任した場合、韓国政府と連携してソウルに税制優遇特区を設け、グローバル企業を誘致する意向を示した。
