Image: Josh Edelson / Getty Images

恐れていたことが現実に…?

最新のスマートグラスで、どんなことができるようになりたい? いまMetaは、Ray-Ban Meta AIスマートグラスとMeta Ray-Ban Displayに向けた、魅力的なアプリ開発を盛り上げようと必死ですよね。その便利な機能紹介から、非常に気になる懸念点が浮かび上がっていますよ。

栄養士さながらの食事管理も

まずはディスプレイ非搭載のRay-Ban Meta AIスマートグラスからスタートする新機能として、カメラとAIを駆使した食事のアドバイザーが紹介されました。食事中に音声コマンドを出すと、そのとき食べているものをスマートグラスのカメラが撮影。そのまま情報が記録分析されて、どんな栄養素を摂取できているかなどを教えてくれる仕組みですね。

その場の食事について情報豊かなフィードバックが得られるのみならず、ユーザーの日々の食生活をトラッキングしてくれるのが特徴です。まだ今日は栄養不足気味なので、こんな食事をしたほうがいいよといった、栄養士さながらのアドバイスをしてくれます。

あるいはユーザーのほうから「もうちょっと鉄分を補給したい」「ビタミンを取りたい」とリクエストを出すと、どのような食事メニューにするとよいか知らせてくれたりもするんだとか。

音声コマンドなしで動いたら…?

懸念されているのは、この食事管理に関する新機能における、Metaからの追加発表。当面はユーザーが音声コマンドを出し、目の前で食べている食事について撮影記録するという流れなのですが、将来的には自動撮影が有効になる可能性も示唆されているんですよね。

もちろん、いちいち食事中にスマートグラスへ語りかけて撮影スタートという起動方法は、やや面倒だったり、そもそも忘れがちだったりするでしょう。

しかしながら、かけているスマートグラスのカメラが、なにも気づかぬうちに勝手に眼前のものを撮影する仕様になったなら?

それって食事に限らず、どんどんユーザーの生活が記録され、Metaへ筒抜けになるのでは、と心配になります。

古くはスマートスピーカーの登場時にも、勝手に起動して録音され、家のなかでの会話が筒抜けになるのではという懸念が話題になっていました。スマートグラスが厄介なのは、こっそり使用されていても気づかれにくいことでしょう。

さらにAIとの組み合わせで、知らないうちにカメラで撮られることがどんな脅威に発展するのかは未知数な面も。カメラが常時オンともなるとバッテリー寿命が減るため、常にカメラを回すなんてことにはならないでしょうけど、便利なアプリとプライバシー保護の狭間で生じるジレンマは、今後のスマートグラスの課題でしょうね〜。

Source: Meta

【こちらもおすすめ】
GIZMODO テック秘伝の書
1,650円
Amazonで見る
PR