阪神ドラフト1位は即戦力捕手か 黄金時代到来へ「優勝請負人」リストアップ

渡部の指名には他球団も動いてきそうだ(C)産経新聞社
黄金時代到来へ、さらなる一手を果敢に打っていきます。
昨年のセ・リーグ覇者で、今季もV候補の本命と目される阪神です。近年の戦力充実の根幹にあるのが、ぶれないドラフト戦略なのです。
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ここ数年を振り返ってみても、2020年の1位で近畿大の佐藤輝明、同2位でJR東日本の左腕・伊藤将司、同5位で東洋大の右腕・村上頌樹、同6位で三菱自動車岡崎の中野拓夢、2022年の1位では中央大の強打者・森下翔太、とドラフトで獲得した選手が主力としてチームを牽引していることが分かります。
さらに昨秋のドラフト会議では、アマチュア球界最強スラッガーの創価大・立石正広の獲得に成功。数年後にはクリーンアップの一角を担うことになるでしょう。
そんな「ドラフト巧者」の阪神はこの秋、いったい誰を狙うのでしょうか。アマチュア野球の取材歴が長いスポーツ紙のデスクは、こう語ります。
「青山学院大の強肩強打を誇る捕手の渡部海が、リストの最上位にいるのではないかとの話を聞きます。渡部は智弁和歌山時代、2年夏の夏の甲子園で、1学年上の中西聖輝(青山学院大−中日ドラフト1位)とのバッテリーで全国制覇した実績の持ち主です。青山学院大に進学後は1年春から正捕手を務め、そこから『戦国東都』と呼ばれる厳しいリーグ戦を全て優勝に導いてきた『優勝請負人』なのです」
その上で、こう続けるのです。
「昨年7月の日米大学野球選手権でも、3年生ながら渡部は大学ジャパンの正捕手を務め、5戦全勝へと導きました。リード面に肩、そして打撃。いずれもハイレベルに位置します。阪神としては次世代を担う捕手は補強ポイントの一つ。ノドから手が出るほど欲しい逸材であることは間違いないでしょう」
ドラフト1位に挙がる投手は毎年のように現れますが、真の意味での「勝てる捕手」は、アマチュアの世界にもなかなか出ないことで知られています。もちろん、単独で獲得できるような選手ではないだけに、競合になる可能性も十分です。
「サトテルに立石と、近年の阪神はチームにとって必要な逸材ならば、抽選を厭わず果敢に指名する傾向があり、それがまたチーム強化の要因にもなっています。もしも渡部が獲得できれば、それこそ阪神がセ・リーグの中でも手のつけられない存在になっていくのではないでしょうか」(前述のデスク)
1位でのプロ入りは決定的。果たして何球団の競合になるのか。
まずは春の東都大学野球リーグでの活躍から、目が離せません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
