悲しくも美しい「浜の記憶」 湯布院の梶原さん、大分市で写真展

由布市湯布院町の写真家、梶原常実さん(78)の作品展「浜の記憶」が大分市荷揚町のアートプラザ・ギャラリーAで開かれている。12日まで。
梶原さんは福岡県添田町出身。30年前から湯布院を拠点に全国各地を撮影し、東京や地元で作品展を開いてきた。
8年ほど前から、リアス海岸が続く県南部や国東半島の漁村を訪れるようになった。漁師町ならではの狭い路地、漁港を照らす赤い街灯、さびれた漁具…。何世代にもわたって重ねられてきた「悲しくも美しい記憶の層」に心が引かれた。
今回は46点を展示。梶原さんは「写真の前に立ち、それぞれメッセージを読み取ってもらえれば」と話している。入場無料。午前9時から午後5時まで(最終日は同4時まで)。
(中野剛史)