スウェーデン代表・FWギェケレシュ(C)ロイター/BILDBYRAN

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 北中米W杯の優勝候補である強豪イングランド(世界ランク4位)との一戦(日本時間1日未明キックオフ)で歴史的初勝利を飾った森保ジャパン(18位)。同時刻の欧州プレーオフ(PO)決勝の結果、「W杯3戦目の相手」がポーランドに勝ったスウェーデン(38位)に決まった。

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 W杯で1次リーグF組の森保Jは、日本時間の6月15日にオランダ(7位)、21日にチュニジア(44位)との対戦が確定していた。ようやく3戦すべての対戦相手が決まったが、そもそもスウェーデン代表は「強運」の持ち主である。

 欧州予選で同組のスイス、コソボ、スロベニアに0勝4敗2分けと未勝利に終わって最下位。W杯出場は絶たれた……はずだった。ところが欧州ネーションズリーグのリーグC・グループ1で首位だったことで「欧州予選12組の2位.12チーム」「ネーションズリーグ上位4チーム」の計16チームで行われる欧州POの出場権が転がり込んだ。

 スウェーデンは一発勝負の2試合(3月27日のウクライナ戦とポーランド戦)に連勝。前代未聞の予選未勝利最下位国のW杯出場が実現した。

「W杯出場48カ国の中で最も上昇機運に乗っているスウェーデンの主力選手は実力派ばかり。1次リーグF組に超難敵が入ってきました」と話すのは、元ワールドサッカーグラフィック編集長の中山淳氏(DAZN欧州サッカー解説者)である。

「ウクライナ戦でハットトリック、ポーランド戦の終了間際に決勝弾を叩き込んだFWギェケレシュは身長189センチ、体重94キロの偉丈夫で相手ボックス内で存在感を増していく点取り屋。2023/24年シーズンのポルトガルリーグで得点王となり、25年7月に強豪アーセナルに移籍した後もゴールを量産。大会屈指の要警戒ストライカーです。他にもポーランド戦で先制点を決めたニューキャッスルFWエランガ、故障から回復してきたリバプールFWイサクといった攻撃陣はタレント揃い。中盤の要のウディネーゼMFカールストローム、守備陣を統率するアストンビラDFリンデロフらハイレベルの選手が要所に控えています。日本は侮れない実力国と同居することになりました」

 スウェーデンには「魔法使い」もいる。欧州予選が未勝利に終わって25年10月に監督交代。イングランド人のポッター監督(50)が就任したことで潮目が変わった。

「新指揮官は、伝統的な4DFに加えて3DFを取り入れ、試合中でも布陣や戦い方を柔軟に変えていく手だれの戦術家としても知られています」(前出の中山氏)

 魔法使いの少年「ハリー・ポッター」になぞらえて「魔法使いポッター監督」の手腕も要注意である──。

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 ところで森保Jの「GK枠3人」の人選に大変動が起きている。鈴木彩艶は確定だとしても、第3GKはこれまでにない選考基準が適用され、代表実績やDFとの連携力も度外視されているという。いったいどういうことか。今、何が起きているのか。

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