日本戦を振り返ったスコットランドのクラーク監督。悔しい敗戦も「多くの収穫があった」。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/現地特派)

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 スコアレスで迎えた84分に決勝点が生まれる。現地3月28日に行なわれた日本対スコットランドの一戦は、伊東純也のゴールで日本が1−0の勝利を収めた。

 試合後の会見で、敗れたスコットランドのスティーブ・クラーク監督は、「トップクラスの相手との対戦ということで、多くの収穫があった」と振り返る。

「もちろん、ピッチのファイナルサードで十分なチャンスを作れなかったことは見直さなければならない点だが、これは我々が常に話していること。我々はそれに取り組み続け、改善しようと努力し続けているし、これからもそうしていくつもりだ」

 指揮官は「ロースコアの試合になるとは思っていなかったが、そうなった」とコメント。「そして、我々が許した得点でさえ、あまりにも早く前に出ようとして、悪い選択から生まれたもので、セットプレーを守った後に組織が整っていなかった」と悔やむ。

「だから、小さな教訓を学ぶことはできるが、トップチームを相手に悪い判断をすれば罰を受けるということを示していると思う」
 
 結果に関しては、「正直に言って、我々が負けるべき試合ではなかった」とし、「なので、一度持ち帰り、ビデオを分析する。試合の中で良かった点が1つか2つあった。守備はかなり良かったと思う」と手応えを口にする。

 日本と同じく、スコットランドも6月に開幕を控える北中米ワールドカップに出場する。日本の実力を考慮しても、本番を見据えて、今回のテストマッチは意味のあるものだったはずだ。

「だからこそ、我々はこの試合を引き受けた。『これが、君たちがいなければならないレベルだ、諸君。君たちが到達しなければならないレベルなんだ』と。そして、グループステージを突破するために勝点が欲しいのであれば、その基準でプレーしなければならない」

 今回の3月シリーズで、スコットランドは31日にコートジボワールと相まみえる。アフリカの強敵は、28日に韓国を4−0で破っている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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