2007年の能登半島地震から19年 妻を失った悲しみ癒えず 「どれだけお金積んでも戻ってこない」
2007年に発生した能登半島地震から25日で19年です。最愛の妻を失った男性が祈りをささげました。
2007年に発生した能登半島地震。
最大震度6強を観測し、唯一、犠牲となった石川県輪島市の宮腰喜代美さんは、倒れてきた石灯籠に当たり、命を落としました。
夫の昇一さん、77歳。
おととしの能登半島地震でも被災し、現在は仮設住宅で暮らしています。
部屋の中には、喜代美さんを亡くした19年前のあの日のカレンダーが今も飾られています。
「彼女は午年で、今年午年やろ。数えてみれば彼女も72になっとるし、夢によく見るときは、昔の若いころのそういう夢ばっかりやし」
おととしの能登半島地震で、自宅は全壊。
喜代美さんとともに、自宅の隣で営んでいたすし店も更地となりました。
夫・宮腰 昇一 さん:
「公費解体してしまったけど、それ以上に前の(平成)19年の地震の時が最大のショックやし、(おととしの)地震で家がつぶれたけど、家なら建て直されるけど、彼女はどれだけお金積んでも戻ってこない」
あれから19年。2度の大地震に見舞われた能登。
大切な家族を失った悲しみは、今も決して癒えることはありません。
