「M-1はサウナだった」ファイナリスト・めぞん原一刻が語る“追い込まれてととのう”快感
※「サウナ大賞」調査対象……「月2〜3回以上サウナに通う」全国の愛好家2444人の回答を基に集計。「行ってよかったサウナ」総合は一人3票、部門別は一人1票。アンケート実施期間は’26年2月2日〜2月28日
――第1位の品川サウナを体験してどうでしたか?
原一刻(以下、原):芸人の先輩、ストレッチーズの福島敏貴さんが作ったサウナ部に2年前に入れてもらって、最初に来たのがここだったんです。サウナ室から出たあとの水風呂、屋上の外気浴スペースの導線が完璧ですね。都心だと外気浴ができるサウナ施設は少ないですし、サウナ特化型で湯船がなかったりする。サウナはリズムが大事だと思っていて、自分のペースで楽しめるのも魅力だと思います。
――「総合ランキング」で他に気になる施設はありますか。
原:このなかだと、サウナ狂のために作られた「オールドルーキーサウナ」は、仕事終わりによく通っています。施設によってはサウナの前で行列ができていたりするんですけど、そこまで混雑していなくて完全黙浴。70分くらいでサクッと入れるのがいいんですよ。今回3位と5位に選ばれた「毎日サウナ」や7位の「サウナヘヴン草加」はサウナ芸人のなかでもたびたび話題に上がるサウナ。まだ行けていないので気になっています。
◆サウナに行くのは壊れた体を修理するため
――ところで、サウナにハマったきっかけは?
原:5年前、ファンの横浜ベイスターズの試合を観に行く前に、ドラマ『サ道』を観て気になっていた「スカイスパYOKOHAMA」に行って、初めてロウリュを受けたときに衝撃が走ったんですよ。その後、横浜スタジアムでビールを飲みながら観戦して、試合終わりに野毛で一杯。それで、「いい一日=サウナ最高」と脳が認識してハマりました(笑)。
――そんなサウナの魅力とは一体なんでしょうか。
原:芸人として舞台に立って「これウケるかな、スベりたくないな」という心の消耗みたいなものが、サウナに入るとリセットできる。僕がサウナに行くのは、壊れた体を修理するため。どれだけミスっても、サウナのなかで何も考えずにボーっとして、「気持ちよかった」と思えるだけで切り替えられるんです。サウナに入ったあと、家の近所のコンビニでカップラーメンと缶ビールを買って、サクッと食って寝るだけでもめっちゃ贅沢な時間に感じられますね。
――noteに書かれたサウナ日記で「M-1はサウナだった」という言葉が気になりました。
原:出番前は緊張とか不安があるんですけど、無我夢中で漫才をやって、終えたあとに拍手をもらったときに解放されて、頑張ってよかったと思える。そんな感情の起伏がサウナと水風呂の行き来に似てるなぁと。お笑いもサウナも、自分で勝手に追い込んで気持ちよくなれるのが共通点なんじゃないかって、サウナに入ってるときに思いついたんです。
――サウナのルーティンを教えてください。
原:サウナは9分、水風呂は1分半、外気浴は3分。これを3〜4セット。せっかちだからサウナにガンガン入りたいんですよ。とにかく熱いサウナが好みで、サウナから出たあとに熱が逃げないように、お湯で汗を流してからキンキンの水風呂に入るのがこだわりです。
