レアル・マドリードがゴラッソ応酬となったマドリードダービー制す!…ヴィニシウスがドブレーテの活躍

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 ラ・リーガ第29節が22日に行われ、レアル・マドリードとアトレティコ・マドリードが対戦した。

 リーグ連勝中も今回の一戦を前に首位のバルセロナと暫定7ポイント差と、逆転優勝へ勝ち続けるしかない2位のレアル・マドリード。前回対戦で2−5の大敗を喫した宿敵にリベンジを目指したダービーマッチではチャンピオンズリーグ(CL)ベスト8進出を決めたマンチェスター・シティ戦から先発2名を変更。負傷の守護神ティボー・クルトワに代えてアンドニー・ルニン、トレント・アレクサンダー・アーノルドに代えてダニエル・カルバハルを起用した。

 一方、今節先に試合を行ったビジャレアルに抜かれて暫定4位となったアトレティコ・マドリード。逆転優勝は絶望的もダービーでのシーズンダブルへ高いモチベーションで臨んだアウェイゲームでは、2−3で敗れたもののCLベスト8進出を決めたトッテナム・ホットスパー戦から先発1名を変更。ナウエル・モリーナに代えてコケをピボーテに戻し、マルコス・ジョレンテが右のラテラルに入った。なお、守護神ヤン・オブラクの負傷離脱を受け、フアン・ムッソが引き続きゴールマウスを守った。

 今季2度目のマドリード・ダービー。開始直後の3分にはホームのレアルに決定機。ボックス左のライン際で仕掛けたヴィニシウス・ジュニオールがバランスを崩して倒れるが、そのこぼれを引き取ったブラヒム・ディアスがマイナスのパスを選択。これをペナルティアーク付右のカルバハルが右足ダイレクトで蹴り込むが、これはGKムッソの好守にはじき出される。

 この決定機をきっかけに試合はよりオープンな展開に。9分にはオーレリアン・チュアメニのスルーパスに反応したフェデリコ・バルベルデが快足を飛ばしてDFを振り切ってボックス右から左ポストを叩く右足対角シュートを放てば、直後にアトレティコも強気に攻め上がったM・ジョレンテがアントワーヌ・グリーズマンの内側へ通すパスに反応し、ゴール前で左足シュートを放つ。だが、ここはGKルニンの好守に遭う。

 その後はボールの主導権を握ったレアルが押し気味に試合を進め、好位置で得たFKの場面でバルベルデがグラウンダーシュートを放つなど、よりスムーズにフィニッシュへつなげていく。

 だが、こういった展開を苦にしないアウェイチームがワンチャンスを活かし切ってゴールをこじ開ける。33分、相手陣内左サイドで大きな展開を受けたアデモラ・ルックマンがDF2枚と対峙しながらタメを作り、オーバーラップしてきたマッテオ・ルッジェーリを使う。そして、ルッジェーリの折り返しを内に絞ったジュリアーノ・シメオネが絶妙なフリックで落とすと、最後はルックマンが右足シュートをゴール右へ流し込んだ。

 アトレティコの鮮やかな崩しによってビハインドを背負ったレアルは、前半のうちに追いつくべく一気に攻撃のギアを上げる。前半終盤にはカルバハルの右クロスに飛び込んだチュアメニ、アルダ・ギュレルのミドルシュートのこぼれにバルベルデが詰める決定機もあったが、あと一押しが足りず。

 アウェイチームの1点リードで折り返したダービー。ハーフタイムではアトレティコベンチが動き、ロビン・ル・ノルマンを下げてホセ・マリア・ヒメネスを右センターバックに入れた。

 レアルは前半同様に勢いを持って入ると、畳みかける攻めで一気に試合を引っくり返す。まずは52分、ボックス内で仕掛けたブラヒム・ディアスがDFダヴィド・ハンツコのアフターファウルを誘ってPKを獲得。これをキッカーのヴィニシウスが冷静に左隅へ蹴り込む。

 さらに、直後の55分には右サイドでのハイプレスでバックパスを出させると、J・ヒメネスに勢いを持って圧力をかけたバルベルデがうまくパスを引っかけて相手ボックス内でボール奪取。GKムッソに寄せられる寸前で右足アウトで押し出すシュートをゴールネットへ流し込み、鮮やかに逆転に持って行った。