アフリカ選手権の優勝国が変更。決勝戦でセネガル(写真)は試合を没収され、モロッコの3−0勝利となった。(C)Getty Images

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 アフリカ・サッカー連盟(CAF)の上訴委員会は、アフリカ・ネーションズカップ(AFCON)モロッコ2025の決勝戦について、セネガル代表チームを没収試合扱いとし、試合結果を3−0でモロッコ代表の勝利として記録することを決定した。3月17日にCAFの公式サイトが伝えた。

 この決定は、モロッコ・サッカー協会(FRMF)がAFCON規則の第82条および第84条の適用に関して提出した上訴を受けたものだ。CAF上訴委員会はFRMFの訴えを認め、CAF懲戒委員会の当初の決定を覆した。委員会は、セネガル代表の行為がAFCON規則の第82条および第84条の範囲内にあると判断した。

 1月18日に行なわれたファイナルで、セネガルは延長戦の末にモロッコを1−0で下し、2度目の優勝を果たした。この一戦で、後半アディショナルタイムに前代未聞の事態が起こった。セネガルのゴールがファウルで取り消された後に、モロッコにPKが与えられたため、前者の陣営が激怒。パペ・ティアウ監督が選手たちにロッカールームに戻るよう指示し、実際に大半の選手がピッチからいなくなった。

 15分ほど試合が中断した後、エースのサディオ・マネがチームを説得し、ゲームは再開される。その後、モロッコのブラヒム・ディアスはPKを失敗。スコアレスで迎えた延長戦で決勝点を奪ったセネガルが栄冠を手にしていた。
 
 CAF上訴委員会の裁定によると、「FRMFによって提出された異議申し立ては支持される」とし、「セネガル・サッカー協会(FSF)は、そのチームの行為を通じて、アフリカ・ネーションズカップ規則の第82条に違反したことが宣言される」と結論づけた。

 その結果として、「規則の第84条の適用により、セネガル代表は試合を没収され、結果はモロッコの3−0の勝利として記録される」ことが正式に決定されたとのことだ。

 CAFの公式SNSでも、異例の“優勝国変更”が発信されると、以下のような声があがった。

「結局、すべてが水の泡だ」
「は? 信じられない、前代未聞だ」
「モロッコ、おめでとう」
「いや、これマジでヤバい...」
「CAF、グッドジョブだ」
「ちょっと残念だなあ」
「歴史を消し去ることはできない」
「まったく馬鹿げている。誰が見ても優勝はセネガルだ」
「この恥知らずな行為をやめろ」
「CAFの判断は正しかった」
「サッカーはピッチ上の出来事で決まるもの。会議室じゃない」
「パペ・ゲイエのゴールは永遠に刻み込まれている」
「サッカーの勝敗は会議室で決まるんじゃない、スタジアムで決まるんだ!」
「セネガルが優勝だ」
「明日は君のチームや国が同じ目に遭うかもしれない」

 世界各国から様々な意見が寄せられた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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