“最強の拳”は意外とぷにぷに…拳を毎日アスファルトに叩きつける34歳男の素顔「仕事で会う人全員に(拳を)二度見される」
◆最強の拳を持つ男は意外と……
おケン様:あ、本当ですか? ライブ配信でもこんな感じです。
――じゃあ、「俺がおケン様だぁ! 今日はお前らに俺の秘密をいろいろ教えてやるぅ!!」みたいな動画のテンションで書かなくても平気なんですね?
おケン様:大丈夫です(笑)。
――それにしても、すごい拳ですね。
おケン様:ありがとうございます。
――あの……触ってもいいですか?
おケン様:もちろんです、どうぞ!
――おわっ、ふにふにしている! 猫の肉球くらいのふにふに感!! てっきり、ゴツゴツしているのかと思いました。意外とやわらかいんですね。これ、どんなトレーニングをして、こうなったんでしょうか。
おケン様:拳で腕立て伏せをする“拳立て伏せ”をアスファルトの上で右腕、左腕各100回します。その後に、なんて言えばいいんだろう……拳立て伏せの状態で拳を左右にジャリジャリと擦り付けるようにするんですけど。それを左右、数十回ずつしています。
◆30年以上“喧嘩空手”に打ち込む
――うわぁ、聞いているだけで痛い! 動画でいつもやっているやつですね。でも、いつからそんなことをしているんですか?
おケン様:まず、自分が空手をしているところから話すことができればと思うのですが……!
――では、いろいろ聞かせてください! おケン様は空手家なんですか?
おケン様:そうです、喧嘩空手です。空手にはオリンピックでやるような“伝統派の空手”と、自分たちのやっている極真空手のような喧嘩空手に分かれていて、自分の場合は後者です。
――突きや蹴りを当てる“フルコンタクト空手”ですね。何歳の頃から習っているんですか?
おケン様:3歳です。父が強い子に育てたかったみたいで。今34歳なんで、30年以上やっています。
――長年にわたって空手を続けているのは、どうしてなんでしょうか。
おケン様:通っていた道場では、小学生で黒帯を取ったのは自分が初めてだったんです。他の人は、大体黒帯を取るかどうかの頃に中学生になって、やめていっちゃうんですけど。そこから指導する立場にもなって、今に至ります。
◆“拳をつくる”理由は昭和の空手家への憧れ
――大会には出ているんですか?
おケン様:それが、もう何年も出ていなくて。周りからは「いい加減出れば?」と言われるんですけど、日々の鍛錬が好きで空手をやっているので。大会に向けて鍛錬しているわけではないんですよね。
――それは、武道の精神が稽古にあるということですか?
おケン様:その通りです。先ほど「丁寧な方で安心しました」と言っていただきましたが、武道は礼儀を重んじているので、うれしかったです。あとは昭和チックなことを言うと、本物の武闘家は試合に出ようが出まいが、常に仕上がっているんですよね。それがかっこよくて。時代には合っていないかもしれないですけど、自分もそうなりたいと思っています。
――佐竹雅昭さんを思い出します。
おケン様:まさに! あの頃の空手家が好きです。
――あの頃と今では、何が違うんでしょうか。
