パンツ万博のふたり。みぎぃ(写真左)、飛騨ニョッキ(写真右)

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「パンツ万博」という名に見覚えはあるだろうか。昨年末に放送された「THE W」の舞台上で、「1秒も面白くなかった」という霜降り明星・粗品氏による、あまりにもストレートで容赦のない酷評をされ“公開処刑”のようなダメ出しを食らった、結成1年目のお笑いコンビだ。
放送直後からSNSでは賛否両論が巻き起こり、瞬く間に注目を浴びる存在となった二人だが、意外にも本人たちの表情に悲壮感はない。

世間の反響をどう受け止めたのか。喧騒をよそに、独自のスタイルを貫き続けようとする芸人魂と、騒動の裏側にあった本音を語ってもらった。

◆「1秒も面白くなかった」と言われた瞬間の心境は?

ーー世間では粗品さんのコメントが話題になりました。しかし、それ以前に審査員全員が対戦相手のエルフに票を投じ、7対0という結果になったことはどう感じましたか?

みぎぃ:勝つつもりでやっていて、ミスもなく出来たので驚きましたね。

飛騨ニョッキ:票が表示される順番も粗品さんが一番最後で、あの時は「1票でもいいから入って!」と思っていました。でも、0票という結果が出てみたら「これは逆に面白いか」と思いました(笑)。

ーーその後、粗品さんのコメント「1秒も面白くなかった」。やはりショックでしたか?

みぎぃ:気づいたら刺されていた感じだったので、ビックリして。でも、コメントの後半が褒めてくださるような内容だったので、後味としては嬉しさが残りましたね。

飛騨ニョッキ:私たちより前の出演者にもキツめのコメントをおっしゃっていたのを見ていたので、ある程度の覚悟はありました。だけど、0票の上に「1秒も面白くなかった」はフレーズが強すぎて、視聴者感覚になって笑ってしまいましたね(笑)。

◆放送後に悔しさが深まる

ーーつまり、あの瞬間はお二人ともダメージを感じていなかったんですね。その後も悔しい感情は浮かびませんでした?

みぎぃ:出番直後は、終わった安心感が大きかったです。でも、放送が終わる時間が近づくにつれて、「負けたんだ」という実感が湧いて痛みというより悔しさが出てきましたね。

飛騨ニョッキ:私は、もう少し後かな。放送後の反省会(Huluなどで配信)で、他の芸人さんへの粗品さんのコメントを見てみると、「あれ? 私たちがもらったコメントって、ワーストじゃない?」と思えてきて。負けている人でも、粗品さんの票は入っていたり、褒めていたりする中で、「私たち、0票でくたばった後に、粗品さんのコメントでオーバーキルを食らってたんだ」と(笑)。それに気づいた時が、めっちゃ悔しくなりましたね。

◆粗品に対するみぎぃの母の反応は……

ーーとはいえ、ゴールデンの時間帯にテレビでネタをできるのは喜ばしいことですよね。

みぎぃ:そうですね。私の母は、決勝が決まった瞬間に叫びすぎて飼っている猫がビビっていたらしいです(笑)。

ーーしかし、全国にあの審査が放送され、公開処刑のような形に。私も子供がいるので、もし自分の子供がゴールデンタイムであんなにディスられたら見ていられないかもしれないと思いました。ご両親はなんとおっしゃっていましたか?

みぎぃ:私のお母さん、もともと粗品さんが好きだったんですが、あの瞬間から嫌いになってました(笑)。

ーー気持ちはわかります(笑)。

みぎぃ:夢で、粗品さんをビンタしたらしいです(笑)。実家に帰った時も、粗品さんのことをけちょんけちょんに言っていて、私が粗品さんをフォローするという、謎の構図になりましたね(笑)。

◆なぜ放送中に投稿したのか

ーー飛騨さんは出番後、まだ放送が続いていた20:41にX(旧Twitter)にポストを投稿しています。これはどんな気持ちからですか?