XFN-ASIAによると、米自動車最大手のGM(ゼネラル・モーターズ)は29日、2006年の中南米・メキシコ・アフリカ・中東(LAAM)地域での新車販売台数が、前年比17.4%増の104万台となり、過去最高になったことを明らかにした。これにより、同地域での市場シェア率は17%に上昇し、16年ぶりの高水準となった。

  GMのLAAM地域での売上高は、2005年には同社の全世界売上高の9.6%、2006年には11.4%を占めている。特に「シボレー」ブランドが好調。モーリーン・ケンプストン・ダーケスGMLAAM社長は、「販売台数が初めて100万台を突破し、2006年はGMLAAMにとって輝かしい年となった」と述べた。

  LAAMの全11地区のうち、9地区で過去最高の販売台数を記録。好調だったのは、アルゼンチンやブラジル、コロンビア、エクアドル、ベネズエラ、エジプト、南アフリカ、他のアフリカ地域(南アフリカ、エジプト、ケニア除く)、中東となっている。【了】