衣替え後の「クローゼットがパンパンになる」問題を解決。服が取り出しやすくなるアイデア3つ
衣替えをしても着たい服が取り出しにくい…そんなお悩みはありませんか? 衣替えは“しまう”だけでなく、“取り出しやすさ”まで整えるのがポイント。3児のママで整理収納アドバイザー1級の高岡麻里恵さんが、クローゼットを簡単に整えるコツを教えてくれました。

衣替え後に起こる3つの「使いにくい」問題

衣替えをしてクローゼットがすっきりしたはずなのに、「どこになにをしまったか分からない」「また着る服がない」と感じることはありませんか? そのお悩みには、次のような“衣替えあるある”が潜んでいます。
1つ目は、夏服をとりあえずケースにつめただけの状態。分けずに収納すると、来年の衣替えでまた仕分けが必要になり、手間が2倍になってしまいます!
2つ目は、秋服を“すべて掛ける収納”にすること。クローゼットがパンパンになって取り出しにくく、着まわしづらくなる原因に。
3つ目は、家族の服がごちゃ混ぜ状態でしまってあること。どのハンガーがだれのものかわからず、朝の支度がスムーズにいきません。これらを解決するには、衣類の仕分けと収納ルールを明確にすることがポイントです。
クローゼットを使いやすくする3ステップ
衣替えは単なる季節の入れ替えでなく、“使いやすさを更新する”チャンス。私がクローゼット収納で実践している3ステップをご紹介します。
●1:しまう服は「来年も着る」「処分」「迷い中」に分類

来年の夏の衣替えをラクにするには、このタイミングで衣類を「来年も着る」「処分」「迷い中」に分け、“迷い中ボックス”を設けるのがコツ。数か月後に見直せば、本当に必要な服だけが残ります。
わが家では、夏物のTシャツは「来年も着る」ボックスに収まる分量だけ残しています。入りきらなければ見直すサイン!
●2:秋服は「掛ける・たたむ・置くだけ」を明確に
クローゼットをパンパンにしないために、ハンガーに掛けるのはシワになりやすいトップス、たたむのはTシャツやニット類、置くだけのものはワンマイルウェアと決めています。
その収納が続く理由は、使うときの動作が少ないこと。わが家では洗濯後のパジャマはたたまず、ポイッと衣類カゴへ。翌朝そのまま着られるので、家族もラクです。
●3:家族別+カテゴリ別にゾーニング

家族の服がごちゃ混ぜにならないように、同じクローゼットでも、家族ごと・衣類ごとにスペースを分けたり、ラベルやハンガーで色を変えたりするだけで一気に使いやすくなります。
ちなみにわが家では大人用・子ども用でエリアを分けています。さらに、大人のハンガーは滑りにくいタイプを、子どものハンガーはあえて滑りやすいタイプに。小さな子どもにとって、滑りにくいものは服が取り出しにくいと感じることもあるためです。実際に変えてからは、子どもたち自身で洋服を出し入れしやすくなり、朝の支度がスムーズになりました。
使いながら整えて、衣替えのストレスをなくす
衣替えを完璧に終わらせようとするとやはり疲れてしまいます。大切なのは、“使いながら整える”という考え方。
たとえば1週間ごとに見直して「この服、やっぱり着なかったな」と気づいたものは、別のボックスに移すだけでOK。日々の暮らしで少しずつ調整すれば、次の季節の衣替えまでグッとラクになります。
衣替えのあとこそ、クローゼットの“使いやすさ”を見直すタイミング。「しまう・掛ける・置く」基準を決めて、家族各々で管理できる仕組みをつくると、朝の支度もスムーズに。完璧でなく「続けられる収納」がラク家事の近道だと思っています。
