台湾発ポップバンド Sunset Rollercoaster(落日飛車)、ニューアルバム『QUIT QUIETLY』リリース
台湾発のロマンティックポップバンド Sunset Rollercoaster(落日飛車)が、ニューアルバム『QUIT QUIETLY』をリリースした。
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5年ぶり4枚目のアルバムとなる今作の制作は、2023年に楽曲「Satellite」のレコーディングと共に開始。2025年2月にバンドは再結集し、新北市板橋区にある彼らのホームベース MoriSound Studioで4カ月間にわたる集中的なセッションを行い、全11曲を制作した。3月には日本へと渡り、Studio Dedeでの5日間の集中合宿を通じて、本格的にレコーディングが進められた。
今作は、Sunset Rollercoasterの過去の作品に比べて、ストーリーテリングに重きを置いたものに。雰囲気は物語を支えるもので、各曲は歌詞とサウンドを通して独自の世界観を表現している。多様な声と視点を取り入れた今作は、普遍的な感覚を提示し、誰もが共感できるところがある作品に仕上がっている。
これはボーカルの国国(グオグオ)がミュージシャンとして成長したことに関係しているという。彼は「自分が“バンドマン”であるという感覚が薄れている」とコメント。続けて、「以前はドラム、シンセ、ベースを使った本格的なデモを作っていた。でも今は、アコースティックギター1本に留めるのが好きなんだ。僕とギターだけ、そんな制約があるからこそ、曲の背後にあるアイデアがしっかりしている必要があるんだ」と語っている。
プロダクション面では、デビューアルバム『BOSSA NOVA』のアプローチに戻り、国国とレコーディングエンジニアのYuchain Wangとの緊密なコラボレーションに基づいて構築された。また今作では、長年の海外での活動を通じて知り合ったミュージシャン仲間が貢献している。Oh HyukとAnpuらのゲストボーカル、Leah DouとBulareyaung Dance Companyらのバッキングハーモニー、Owen Wangによるストリングスアレンジ、さらにはnever young beachの安部勇磨から借りた楽器まで、すべてがアルバムに組み込まれた。
さらに、Sunset Rollercoasterは今作について、「このアルバムは愛に満ちている。彼らは僕が人生と音楽を通じて出会った友人たちなんだ。みんながアイデアを共有して、スタジオで過ごし、一緒に創作してくれたんだ」とのコメントも寄せている。
(文=リアルサウンド編集部)

